Python 版 OpenRTM-aist は Fedora Linux で利用可能な RPM パッケージが提供されています。 対応している Fedora Linux のバージョンは、ダウンロードページから確認できます。 Fedora Linux への対応およびそのバージョンは、予告なしに変更または停止されることがありますので、予めご了承ください。
Fedora Linuxへのインストールの方法には大きく分けて以下の二種類のインストール方法があります。
openrtm.org が提供するインストール・スクリプト pkg_install_fedora.sh をダウンロードページからダウンロードし、root 権限で実行します。このスクリプトは、必要なパッケージを順次 yum でインストールしていきます。
OpenRTM-aist を開発・実行するために必要なパッケージをもれなくインストールしてくれるので大変便利です。 オプションを指定することで、目的に合わせたパッケージをインストールできるようになったので、 初めて OpenRTM-aist をインストールしてみる方にもソースをコンパイルしてみる方にもお勧めします。
ただし、OpenRTM-aist 関係のすべてのパッケージをインストールするので、必要ないものもインストールされる可能性があります。 詳しく理解している人は、手動でインストールした方がよいでしょう。
詳しいオプションやパッケージの種類につきましては、こちらをご確認ください。
openrtm.org では yum から利用可能なパッケージリポジトリを提供しています。 ただし、デフォルトのパッケージリポジトリには含まれていませんので、yum の設定を変更する必要があります。
以下のような設定を記録したファイル /etc/yum.repos.d/openrtm.repo を作成しておきます。作成には通常 root 権限が必要です。
[openrtm] name=Fedora $releasever - $basearch failovermethod=priority baseurl=http://openrtm.org/pub/Linux/Fedora/releases/$releasever/Fedora/$basearch/os/Packages enabled=1 gpgcheck=0 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-fedora file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY
openrtm.repo を作成したら、次の手順でインストールを行います。 途中、いくつかの応答を求められるので、y を入力しながら完了させます。
> su # yum install python # yum install omniORB-servers omniORBpy omniORBpy-devel omniORBpy-standard # yum install OpenRTM-aist-Python OpenRTM-aist-Python-example
最後に以下のコマンドでインストールの確認をします。
# rpm -qa | grep OpenRTM-aist-Python OpenRTM-aist-Python-example-1.1.0-RELEASE0.fcx.i386 OpenRTM-aist-Python-1.1.0-RELEASE0.fcx.i386
各パッケージの内容は以下の通りです。
OpenRTM-aist-Python には Python モジュールとコマンド群が含まれています。
/usr/bin/rtcprof_python /usr/bin/rtcd_python
/usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/*
/usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/utils/rtcprof /usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/utils/rtcd /usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/utils/rtc-template /usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/utils/rtm-naming
OpenRTM-aist-Python-example には RTC のサンプルが含まれています。
/usr/share/openrtm-1.1/example/python/SimpleIO/ /usr/share/openrtm-1.1/example/python/SimpleService/ 中略
以上、インストールが終了しましたら、動作確認へ進みましょう。
モーションエディタ/シミュレータ
動力学シミュレータ
統合開発プラットフォーム
産総研が提供するRTC集
東京オープンソースロボティクス協会
ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク
Python 版 OpenRTM-aist は Fedora Linux で利用可能な RPM パッケージが提供されています。 対応している Fedora Linux のバージョンは、ダウンロードページから確認できます。 Fedora Linux への対応およびそのバージョンは、予告なしに変更または停止されることがありますので、予めご了承ください。
Fedora Linuxへのインストールの方法には大きく分けて以下の二種類のインストール方法があります。
一括インストール・スクリプト
openrtm.org が提供するインストール・スクリプト pkg_install_fedora.sh をダウンロードページからダウンロードし、root 権限で実行します。このスクリプトは、必要なパッケージを順次 yum でインストールしていきます。
OpenRTM-aist を開発・実行するために必要なパッケージをもれなくインストールしてくれるので大変便利です。 オプションを指定することで、目的に合わせたパッケージをインストールできるようになったので、 初めて OpenRTM-aist をインストールしてみる方にもソースをコンパイルしてみる方にもお勧めします。
ただし、OpenRTM-aist 関係のすべてのパッケージをインストールするので、必要ないものもインストールされる可能性があります。 詳しく理解している人は、手動でインストールした方がよいでしょう。
詳しいオプションやパッケージの種類につきましては、こちらをご確認ください。
yum を使う方法
/etc/yum.repos.d/openrtm.repo の作成
openrtm.org では yum から利用可能なパッケージリポジトリを提供しています。 ただし、デフォルトのパッケージリポジトリには含まれていませんので、yum の設定を変更する必要があります。
以下のような設定を記録したファイル /etc/yum.repos.d/openrtm.repo を作成しておきます。作成には通常 root 権限が必要です。
yum によるインストール
openrtm.repo を作成したら、次の手順でインストールを行います。 途中、いくつかの応答を求められるので、y を入力しながら完了させます。
インストールの確認
最後に以下のコマンドでインストールの確認をします。
パッケージの詳細
各パッケージの内容は以下の通りです。
OpenRTM-aist-Python
OpenRTM-aist-Python には Python モジュールとコマンド群が含まれています。
OpenRTM-aist-Python-example
OpenRTM-aist-Python-example には RTC のサンプルが含まれています。
以上、インストールが終了しましたら、動作確認へ進みましょう。