[openrtm-users 01759] GPLライセンスとmanagerについて

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yosuke
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Last seen: 12年 3ヶ月 前
登録日: 2011-05-23 10:15
[openrtm-users 01759] GPLライセンスとmanagerについて

産総研の松坂です。

少しずれた話ですが、よい機会なのでライセンスについて議論させてください。

2011/6/7 Ando Noriaki :
> しかし厳密にいうと、EPLのソフトウエアはGPLのソフトウエアと
> そのままではリンクできいないので、RTCを作る過程でGPLコードと
> リンクする可能性の高いOpenRTM-aistに限ってはLGPLにもどしました。
> なお、ツールに関してはEPLを継続する予定です。

RTMのマネージャについて、現在はRTCを動的ライブラリの形式でロード
するようになっていると思います。

GPLコードとリンクされたRTCはGPLライセンスで配布せざるをえないと
思うのですが、そのRTCをスタンドアロンで使う場合にはよいものの、
動的ライブラリにしてマネージャ経由でロードしようとする場合、その
ライブラリをリンクしていると解釈されてシステム全体にGPLが感染して
しまうという恐れはないでしょうか?

wikipediaによると動的リンクについては解釈が分かれるということのよう
ですが。
http://en.wikipedia.org/wiki/GNU_General_Public_License#Point_of_view:_static_linking_violates_GPL_but_unclear_as_of_dynamic_linking

omniORBを使うと動的ライブラリとしてロードしたほうが通信のパフォー
マンスが上がるということで、基本的には現在の路線に賛成なのですが、
上記のような話がもし問題になるようであれば、スタンドアロンコンポー
ネントをあくまでネットワーク通信する形で立ち上げるマネージャの実装が
あっても良いような気がします。

未定義
Hajime SAITO
オフライン
Last seen: 12年 3ヶ月 前
登録日: 2011-05-19 11:20
[openrtm-users 01760] GPLライセンスとmanagerについて

GRX齋藤です。

2011年6月7日17:21 Yosuke Matsusaka :
> 産総研の松坂です。
>
> 少しずれた話ですが、よい機会なのでライセンスについて議論させてください。

ちょうどいい機会だと思いますので、参加させてください。

> 2011/6/7 Ando Noriaki :
>> しかし厳密にいうと、EPLのソフトウエアはGPLのソフトウエアと
>> そのままではリンクできいないので、RTCを作る過程でGPLコードと
>> リンクする可能性の高いOpenRTM-aistに限ってはLGPLにもどしました。
>> なお、ツールに関してはEPLを継続する予定です。
>
> RTMのマネージャについて、現在はRTCを動的ライブラリの形式でロード
> するようになっていると思います。
>
> omniORBを使うと動的ライブラリとしてロードしたほうが通信のパフォー
> マンスが上がるということで、基本的には現在の路線に賛成なのですが、
> 上記のような話がもし問題になるようであれば、スタンドアロンコンポー
> ネントをあくまでネットワーク通信する形で立ち上げるマネージャの実装が
> あっても良いような気がします。

例えば使い方としてGPLコードが入っているRTMを扱うマネージャとクローズドを扱うマネージャと2つに分けるだけではまずいでしょうか?

後ついでなのですが,知能化プロジェクトとして使用するリポジトリはRELENG_1_0ということになりますか?

よろしくお願いします。
_______________________________________________
openrtm-users mailing list
openrtm-users@openrtm.org
http://www.openrtm.org/mailman/listinfo/openrtm-users

yosuke
オフライン
Last seen: 12年 3ヶ月 前
登録日: 2011-05-23 10:15
[openrtm-users 01761] GPLライセンスとmanagerについて

齋藤さん

松坂です。

2011/6/7 Hajime SAITO :
> 例えば使い方としてGPLコードが入っているRTMを扱うマネージャとクローズドを扱うマネージャと2つに分けるだけではまずいでしょうか?

確かに、それで良い気もしてきました :)

ただあまり自覚せずGPLコードを含んだRTCをロードしてしまうということもあると思う
ので、できればRTCのプロパティの中にライセンスを明示する規約を作っておいて、
他のライセンスのRTCがすでにロードされているマネージャについてはNGメッセージを
出すようにしてもらえるとありがたいです。

Hajime SAITO
オフライン
Last seen: 12年 3ヶ月 前
登録日: 2011-05-19 11:20
[openrtm-users 01763] GPLライセンスとmanagerについて

松坂さん、

齋藤です。

確かにLinuxのカーネルモジュールがやっているようにですね。その案の方が完璧ですね。

ただ、使っていて知らずにlibreadlineなどを含んでしまった場合も考えられると思うのですが,その場合の責任の所在はどこになるんですかね?stringsでlibファイルのテキストをサーチしてもライセンスに関する情報は出てこないのでもう少しk強力なツールをpythonなどで作成する必要があるかもしれませんね。

2011年6月7日17:48 Yosuke Matsusaka :
> 齋藤さん
>
> 松坂です。
>
> 2011/6/7 Hajime SAITO :
>> 例えば使い方としてGPLコードが入っているRTMを扱うマネージャとクローズドを扱うマネージャと2つに分けるだけではまずいでしょうか?
>
> 確かに、それで良い気もしてきました :)
>
> ただあまり自覚せずGPLコードを含んだRTCをロードしてしまうということもあると思う
> ので、できればRTCのプロパティの中にライセンスを明示する規約を作っておいて、
> 他のライセンスのRTCがすでにロードされているマネージャについてはNGメッセージを
> 出すようにしてもらえるとありがたいです。
>

yosuke
オフライン
Last seen: 12年 3ヶ月 前
登録日: 2011-05-23 10:15
[openrtm-users 01764] GPLライセンスとmanagerについて

齋藤さん

松坂です。

2011/6/7 Hajime SAITO :
> ただ、使っていて知らずにlibreadlineなどを含んでしまった場合も考えられると思うのですが,その場合の責任の所在はどこになるんですかね?stringsでlibファイルのテキストをサーチしてもライセンスに関する情報は出てこないのでもう少しk強力なツールをpythonなどで作成する必要があるかもしれませんね。

いかにもありそうです、、、恐ろしい :)

debian系のLinux上であれば、lddを使ってリンクされているライブラリをリストした上で
apt-fileを使ってパッケージ名を確認&パッケージ定義ファイルから自動でライセンス種別を
読み出せるかと思ったのですが、
すぐには動かせず。

うまくいきましたらまた報告します。

root
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Last seen: 14時間 49分 前
登録日: 2009-06-23 14:31
[openrtm-users 01770] GPLライセンスとmanagerについて

安藤です

ライセンスについては、ユースケースを整理した方がよいと思うので、
後ほどということで。。。

#OpenRTMのMLで特定プロジェクトについて話すのは適切でない
#とは思いますが、このMLにも関係者は多いと思いますのでお許しを。

知能化PJについては、1.1を使うかどうかについては指示はでてないはず
なので今のところ原則1.0ということになるかと思います。
正式には企画調整WGの判断に従うということでしょうか。

#個人的意見ですが、おそらく混ぜて使ってもそれほど問題ないとは思うのですが。。。

> GRX齋藤です。
>
> 2011年6月7日17:21 Yosuke Matsusaka :
>> 産総研の松坂です。
>>
>> 少しずれた話ですが、よい機会なのでライセンスについて議論させてください。
>
> ちょうどいい機会だと思いますので、参加させてください。
>
>> 2011/6/7 Ando Noriaki :
>>> しかし厳密にいうと、EPLのソフトウエアはGPLのソフトウエアと
>>> そのままではリンクできいないので、RTCを作る過程でGPLコードと
>>> リンクする可能性の高いOpenRTM-aistに限ってはLGPLにもどしました。
>>> なお、ツールに関してはEPLを継続する予定です。
>>
>> RTMのマネージャについて、現在はRTCを動的ライブラリの形式でロード
>> するようになっていると思います。
>>
>> omniORBを使うと動的ライブラリとしてロードしたほうが通信のパフォー
>> マンスが上がるということで、基本的には現在の路線に賛成なのですが、
>> 上記のような話がもし問題になるようであれば、スタンドアロンコンポー
>> ネントをあくまでネットワーク通信する形で立ち上げるマネージャの実装が
>> あっても良いような気がします。
>
> 例えば使い方としてGPLコードが入っているRTMを扱うマネージャとクローズドを扱うマネージャと2つに分けるだけではまずいでしょうか?
>
> 後ついでなのですが,知能化プロジェクトとして使用するリポジトリはRELENG_1_0ということになりますか?
>
> よろしくお願いします。
> _______________________________________________
> openrtm-users mailing list
> openrtm-users@openrtm.org
> http://www.openrtm.org/mailman/listinfo/openrtm-users
>

Hajime SAITO
オフライン
Last seen: 12年 3ヶ月 前
登録日: 2011-05-19 11:20
[openrtm-users 01771] GPLライセンスとmanagerについて

齋藤です。

OpenRTM-1.1に関してですが,金広さんのシリアライズ周りでタイミング問題が出てHRP系を1.1から1.0に戻しています。最初にシステムをめぐる情報が少々違うようです。
HIROも知能化で使用している人がメインなので,あわせて1.0に戻しています。
1.0の正式リポジトリとしてRELENG_1_0を使用するというのでかまいませんでしょうか?OKであればQNX周りのパッチがあれば出したいと思います。

2011年6月8日17:37 Ando Noriaki :
> 安藤です
>
> ライセンスについては、ユースケースを整理した方がよいと思うので、
> 後ほどということで。。。
>
>
> #OpenRTMのMLで特定プロジェクトについて話すのは適切でない
> #とは思いますが、このMLにも関係者は多いと思いますのでお許しを。
>
> 知能化PJについては、1.1を使うかどうかについては指示はでてないはず
> なので今のところ原則1.0ということになるかと思います。
> 正式には企画調整WGの判断に従うということでしょうか。
>
> #個人的意見ですが、おそらく混ぜて使ってもそれほど問題ないとは思うのですが。。。
>
>> GRX齋藤です。
>>
>> 2011年6月7日17:21 Yosuke Matsusaka :
>>> 産総研の松坂です。
>>>
>>> 少しずれた話ですが、よい機会なのでライセンスについて議論させてください。
>>
>> ちょうどいい機会だと思いますので、参加させてください。
>>
>>> 2011/6/7 Ando Noriaki :
>>>> しかし厳密にいうと、EPLのソフトウエアはGPLのソフトウエアと
>>>> そのままではリンクできいないので、RTCを作る過程でGPLコードと
>>>> リンクする可能性の高いOpenRTM-aistに限ってはLGPLにもどしました。
>>>> なお、ツールに関してはEPLを継続する予定です。
>>>
>>> RTMのマネージャについて、現在はRTCを動的ライブラリの形式でロード
>>> するようになっていると思います。
>>>
>>> omniORBを使うと動的ライブラリとしてロードしたほうが通信のパフォー
>>> マンスが上がるということで、基本的には現在の路線に賛成なのですが、
>>> 上記のような話がもし問題になるようであれば、スタンドアロンコンポー
>>> ネントをあくまでネットワーク通信する形で立ち上げるマネージャの実装が
>>> あっても良いような気がします。
>>
>> 例えば使い方としてGPLコードが入っているRTMを扱うマネージャとクローズドを扱うマネージャと2つに分けるだけではまずいでしょうか?
>>
>> 後ついでなのですが,知能化プロジェクトとして使用するリポジトリはRELENG_1_0ということになりますか?
>>
>> よろしくお願いします。
>> _______________________________________________
>> openrtm-users mailing list
>> openrtm-users@openrtm.org
>> http://www.openrtm.org/mailman/listinfo/openrtm-users
>>
>
>
>

yosuke
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Last seen: 12年 3ヶ月 前
登録日: 2011-05-23 10:15
[openrtm-users 01773] GPLライセンスとmanagerについて

松坂です。

2011/6/8 Ando Noriaki :
> ライセンスについては、ユースケースを整理した方がよいと思うので、
> 後ほどということで。。。

了解しました。

#ただ「ユースケース」と言ってしまうと、その構成がライセンス的にNGだった場合、
 違反をしたというエビデンスになってしまうので、表面上はあくまで実システムではなく
 想定で議論しているとした方が良いかも知れませんね。

lddとdpkgを使って、その実行ファイルや動的ライブラリが依存しているパッケージ名
とライセンス情報を出力するpythonスクリプトを書いてみました。
ご自由にお使いください。

https://gist.github.com/1016090

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