分散コンポーネント型ロボットシミュレータ

プロジェクト概要

  • [予算名] 文部科学省 科学技術振興調整費
  • [公募名] 科学技術連携施策群の効果的・効率的な推進
  • [テーマ分類] 次世代ロボット -共通プラットフォーム技術の確立-
  • [課題分類] 4-2 蓄積と再利用可能なロボット用ソフトウエア基盤の確立
  • [研究代表者] 独立行政法人 産業技術総合研究所 比留川博久
  • [メンバー] 神徳徹雄、安藤慶昭
  • [期間] 平成17年12月~平成20年3月

目的

ロボット用ソフトウエアの蓄積に適した分散コンポーネントフレームワークを提案するとともに,このフレームワーク上に構築されたロボットワールドシミュレータの基幹部分を開発する.フレームワークとしてはOMG に規格提案中のRT ミドルウエアを利用する.シミュレータは,マニピュレータ,移動ロボット,ヒューマノイドを含む多種多様なロボットを対象とし,かつ,数値安定性の高いものを開発する.

成果概要

平成17年度

現在、ロボットのソフトウエアは研究者やメーカが独自のルールで作成しており、それらを相互に接続したり、ソフトウエア資産を共有したりする仕組みは存在しない。本研究開発の目的は,ロボットシミュレータにソフトウエア資産を共有する仕組みの実現を図ることである。

平成17年度は、拡張可能な統合ロボットシミュレータを構築するために、分散コンポーネントフレームワークとして機能設計を行い、統合シミュレーションシステムの実装に求められるRTミドルウエアの拡張機能の検討を進めた。具体的には,開発者が自由にインタフェースを定義し、機能を外部に提供するために、RTミドルウエアの仕様としてRTComponentService?の設計を行い、産総研版のRTミドルウエアに対してRTComponentService?機能追加の実装を進めた。また、多様なOSの上でコンポーネントフレームワークを機能実証するためにマルチプラットフォームの計算機環境の整備を進めた。

そして、2つの国内会議に参加し技術動向調査を行うとともに、OMG技術会議に参加してソフトウエアコンポーネント化技術やロボット技術の標準化に関する動向調査を行い、内外の類似研究や標準化動向などの情報を得た。

平成18年度

前年度の結果を受けて、また学会・標準化等の調査結果を受けて、コンポーネントフレームワークおよびミドルウエアの設計・実装の多くの部分の改訂を行った。新たな実装をシミュレータの各種機能をコンポーネント化するために、他グループに提供した。また、実装プラットフォームとして、多様なOS上で動作させるべく移植および動作検証を行い、現在のところLinux, FreeBSD, Windowsなどでの動作を確認し、ユーザがインストールを容易に行うためのツールを作成した。また、海外(OMG)での標準化動向調査も引き続き行い、コンポーネント標準化、ミドルウエア標準化に関する情報収集を行った。

平成19年度

ダウンロード

最新バージョン : 2.1.0-RELESE

統計

Webサイト統計
ユーザ数:3399
プロジェクト統計
RTコンポーネント309
RTミドルウエア35
ツール25
文書・仕様書2

OpenRTM@Github

OpenRTM-aist GitHubサイト

ROS

Robot Operating System

Choreonoid

モーションエディタ/シミュレータ

DAQ-Middleware

ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク

産総研が提供するRTC集

東京オープンソースロボティクス協会