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最新バージョン : 2.1.0-RELESE
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はじめに
Choreonoid上のmyCobot280の制御コンポーネントの作成手順、及びmyCobot280実機の制御システムの構築手順を説明します。
ArmControllerコンポーネントの作成
myCobot280制御コンポーネントにコマンドを送信するRTCを作成します。 RTC Builderで以下の仕様のRTCを作成してください。
ロボットアーム共通インターフェース
ロボットアームの制御のため、ロボットアーム共通インターフェースのコマンドを使用する。
サービスポートの設定
サービスポートの設定手順について説明します。 「サービスポート」タブを選択し、サービスポートの情報を入力します。
「Add Port」ボタンを押下してサービスポートを追加後、名前を設定します。
サービスポートに「Add Interface」ボタンを押下後、各項目を設定します。
各情報は以下の通り設定してください。
コード生成時に以下の画面が表示されますが、「はい」を選択してください。
ソースコードの編集とビルド
ソースコード (src/ArmController.cpp) を編集します。
下記のように、onActivated()、onDeactivated()、onExecute() を実装します。
RTC::ReturnCode_t ArmController::onActivated(RTC::UniqueId /*ec_id*/) { //サーボをONにするコマンドを実行 m_JARA_ARM_ManipulatorCommonInterface_Common->servoON(); //アームを原点復帰位置に移動する m_JARA_ARM_ManipulatorCommonInterface_Middle->goHome(); return RTC::RTC_OK; }RTC::ReturnCode_t ArmController::onDeactivated(RTC::UniqueId /*ec_id*/) { //サーボをOFFにするコマンドを実行 m_JARA_ARM_ManipulatorCommonInterface_Common->servoOFF(); return RTC::RTC_OK; }RTC::ReturnCode_t ArmController::onExecute(RTC::UniqueId /*ec_id*/) { //コンフィギュレーションパラメータの変更時のみ実行 if (getConfigService().isChanged()) { //コンフィギュレーションパラメータを更新する updateParameters("default"); //CarPosWithElbow型データに手先の位置姿勢を格納する JARA_ARM::CarPosWithElbow pose; //姿勢は固定 pose.carPos[0][0] = -1; pose.carPos[0][1] = 0; pose.carPos[0][2] = 0; pose.carPos[1][0] = 0; pose.carPos[1][1] = 1; pose.carPos[1][2] = 0; pose.carPos[2][0] = 0; pose.carPos[2][1] = 0; pose.carPos[2][2] = -1; //コンフィギュレーションパラメータを位置情報として格納 pose.carPos[0][3] = m_pos_x; pose.carPos[1][3] = m_pos_y; pose.carPos[2][3] = m_pos_z; pose.elbow = 0; pose.structFlag = 0; //絶対値で指定した目標位置に移動するコマンドを実行 //移動完了まで処理は戻らない m_JARA_ARM_ManipulatorCommonInterface_Middle->moveLinearCartesianAbs(pose); } return RTC::RTC_OK; }Visual Studioでビルドすると実行ファイル(build/src/Release(or Debug)/ArmControllerComp.exe)が生成されます。
シミュレーション
Choreonoid起動
講習会資料に含まれているchoreonoidフォルダ内のmyCobot280Simulator.batをダブルクリックして起動してください。
Ubuntuの場合は以下のコマンドで起動します。
choreonoid ${資料のディレクトリ}/choreonoid/myCobot280Sample/myCobot280Sample.cnoidRTCItem追加
ArmControllerを起動するため、Choreonoid上でRTCItemを生成します。 「ファイル」→「新規」→「RTC」をクリックしてください。
名前は「ArmController」に設定して生成してください。
生成したArmControllerアイテムのプロパティから、RTCモジュールのパスを設定します。
ファイル選択のダイアログでは、File of typeを「全てのファイル(*)」を設定してください。 その後、プロジェクトののbuildフォルダからArmControllerComp.exeを選択してください。 ※Ubuntuの場合はArmController.soを選択してください。
次にRTCリストからRTCダイアグラムにmyCobot280Io0とArmController0をドラッグアンドドロップしてください。 RTCの一覧が見えない場合は「更新」ボタンを押してください。
RTCダイアグラム上でmyCobot280Io0とArmController0の「middle」ポート同士と「common」ポート同士を接続します。
アイテムのツリー構造が以下のようになっているか確認してください。
World(ワールドアイテム) |-myCobot(Body) |-myCobot280Io(PyRTC) |-AISTSimulator(AISTシミュレータ) |-myCobot280Sample(RTSystem) |-ArmController(RTC)シミュレーション実行
以下のボタンを押してシミュレーションを開始してください。
RTCリストから「ArmController0」をクリックするとコンフィギュレーションビューからパラメータの操作ができます。 からpos_x、pos_y、pos_zの値をクリックして変更してください。「適用」を押したタイミングでコマンドが送信されてアームの手先位置が制御されます。
myCobot実機の制御
myCobot280の準備
myCobot280をACアダプタ、USBケーブルを接続し、USBケーブルはPCに接続してください。
myCobotの操作画面から、「Transponder」を選択して「myCobnot Basic Transponder」の画面を表示してください。
接続後、デバイスマネージャからポート番号(COM**)を確認しておいてください。
RTC起動
ArmControllerの起動
ArmControllerComp.exeと同じフォルダに以下の内容のrtc.confを作成してください。 コマンドで手先位置移動完了まで処理を返さないため、通信がタイムアウトしないように設定します。
ファイル構成は以下のようになります。
ArmController |- build |- src |- Release(Debug) |- ArmControllerComp.exe |- rtc.confArmControllerComp.exeをダブルクリックして起動してください。 Ubuntuの場合はArmControllerCompを起動します。
myCobotRTCの起動
講習会資料に含まれているchoreonoidフォルダ内のmyCobotRTCフォルダ内のmyCobot.confを編集します。 以下の「conf.default.com_port」でデバイスマネージャで確認したポート番号(COM**)を指定してください。
choreonoidフォルダ内のmyCobot280RTC.batをダブルクリックして起動してください。 Ubuntuの場合は以下のコマンドで起動します。
動作確認
RTシステムエディタで「ArmController0」と「myCobot0」の「middle」ポート同士と「common」ポート同士で接続してアクティブ化してください。
コンフィギュレーションパラメータを変更後に編集ボタンを押すとmyCobot280の手先位置が制御されます。