2017年11月29日(水)に東京ビックサイトにおいて、国際ロボット展-RTミドルウエア講習会を開催いたしました。
RTミドルウエアはロボットシステムの構築を効率化するソフトウエアプラットフォームです。RTコンポーネントと呼ばれるモジュール化されたソフトウエアを多数組わせてロボットシステムを構築するため、システムの変更、拡張がしやすいだけでなく、既存のソフトウエア資産をの継承や他人が作ったコンポーネントとの組み合わせも容易になります。講習会では、RTミドルウエアの概要、RTコンポーネントの作成方法について解説します。受講者には各自ノートPCをお持ちいただき、実習形式で実際にRTコンポーネントを作成、既存のコンポーネントなどと組み合わせて簡単なシステムを構築していただきます。本講習会を受講することで、RTコンポーネント設計方法、実装の仕方、システムの作り方をマスターすることができます。
実習形式の講習会に参加される方は、以下の準備をお願いいたします。
Windowsのファイアウォールは必ず切っておいてください。
サポートされるVisual Studioは2015までで、Visual Studio 2017 はサポートされていません。
念のためにVisual C++のプロジェクトが作成できるかの確認をお願いします。
以下のソフトウェアも必須です。忘れずにインストールしてください。
モーションエディタ/シミュレータ
動力学シミュレータ
統合開発プラットフォーム
産総研が提供するRTC集
東京オープンソースロボティクス協会
ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク
開催案内
2017年11月29日(水)に東京ビックサイトにおいて、国際ロボット展-RTミドルウエア講習会を開催いたしました。
RTミドルウエアはロボットシステムの構築を効率化するソフトウエアプラットフォームです。RTコンポーネントと呼ばれるモジュール化されたソフトウエアを多数組わせてロボットシステムを構築するため、システムの変更、拡張がしやすいだけでなく、既存のソフトウエア資産をの継承や他人が作ったコンポーネントとの組み合わせも容易になります。講習会では、RTミドルウエアの概要、RTコンポーネントの作成方法について解説します。受講者には各自ノートPCをお持ちいただき、実習形式で実際にRTコンポーネントを作成、既存のコンポーネントなどと組み合わせて簡単なシステムを構築していただきます。本講習会を受講することで、RTコンポーネント設計方法、実装の仕方、システムの作り方をマスターすることができます。
日時・場所
プログラム
担当:安藤慶昭氏 (産業技術総合研究所)
概要:国際標準準拠のロボット用ミドルウエアであるOpenRTM-aistの概要について説明します。OpenRTM-aistを使うと何が出来るのか、何が便利になるのか、また実際にどのように開発するのかといった基本的内容から、コンポーネントの基本機能や開発の実際、各種ツールの利用方法など技術的内容について解説します。
担当:宮本信彦氏 (産業技術総合研究所)
概要:RTコンポーネント設計ツールRTCBuilderとRTシステム構築ツールRTSystemEditorの利用方法を解説するとともに、移動ロボットシミュレータを用いた実習によりRTコンポーネントの開発手順、動作確認手順を学習します。
チュートリアル(第2部、Windows)
チュートリアル(第2部、Ubuntu)
担当:宮本信彦氏 (産業技術総合研究所)
概要:移動ロボット実機を複数台用いたシステムの構築実習により、ネットワークに複数接続されたロボットを用いたRTシステムの構築方法を学習します。
チュートリアル(第3部)
講習会参加に必要な環境
実習形式の講習会に参加される方は、以下の準備をお願いいたします。
Windowsのファイアウォールは必ず切っておいてください。
事前にインストールするソフトウエア
Visual Studio
サポートされるVisual Studioは2015までで、Visual Studio 2017 はサポートされていません。
念のためにVisual C++のプロジェクトが作成できるかの確認をお願いします。
OpenRTM-aist 1.1.2-RELEASE版 (C++版、Python版)
Python
その他
以下のソフトウェアも必須です。忘れずにインストールしてください。
講義資料
第1部 RTミドルウエアで始めるロボットプログラミング
第2部
第3部
講習会の様子