モーションキャプチャデバイスを利用可能にする RSNP Gateway RTCの開発
モーションキャプチャデバイスを利用可能にする RSNP Gateway RTCの開発
投稿日時:
火, 2012-11-13 21:52
概要
RTCをインターネットに公開するためのRSNP Gateway RTCを当研究室で昨年開発したが、1.AR(Argument Reality)サービス以外への展開、2.ARサービス以外に適用する際の通信速度向上及び、3.Visionモジュール以外での接続を課題としている。適用範囲を拡大するための解決方法として、KinectをRSNP Gateway RTCに接続するKinectRTCに着目、ジェスチャーを使ったオンラインドキュメントサービス(手の位置情報を用いて複数人同時の編集を可能にするサービス)の考案を試みた。また、配信型通信方式の実装により、ストレスを感じさせない通信速度を確保し、通信速度の向上を試みた。さらに、公開済のKinectRTCにおける座標の取得範囲が全身をカバーするものであり、手の座標取得が安定しないこと、手のモーション入力が実装されていないため 、RSNP Gateway RTCに接続する新たなKinectRTC開発を試みた。 これにより、全身および腕によるモーションでの入力インターフェースを増やし、これまでターゲットにならなかったユーザ層及び、新規分野へアプローチを試みた。
特徴
- KinectRTC入力部の拡張
- 同時複数のモーションデータ取得
- サービスに適した通信機能と高速化
仕様
- 言語:Java C++
- OS:Linux(CentOS 6.3),Windows7
コンポーネント
- RSNPGatewayRTC:RTコンポーネントをインターネットに公開する
- KinectRTC:腕のモーションを取得する
ダウンロード
ライセンス
以下のソースコード及びライブラリを除く著作物については 産業技術大学院大学 成田研究室に帰属します。- RSNPライブラリ v2.3
- OpenNI 1.5.4
- SensorKinect 5.1.2.1
- NITE 1.5.2.21
- mxGraph 1.10.1.4
問合先(メールアドレス):
a1148sh@aiit.ac.jp
最終更新日時:
火, 2013-01-01 18:51
コメント
OpenRTM-aistのバージョンについて質問です。
栗原と申します。
上記のソフトウエア構成図にはOpenRTM-aist-1.0.0と記載されてますが、 manual.pdfには"RTミドルウェア:OpenRTM-aist-1.1.0"と記載されてました。
OpenRTM-aistはC++版とJava版が使用されていると思いますが、それぞれ のバージョンをご教示くださいますよう、お願い致します。
栗原様
産業技術大学院大学の部家です。
返答遅くなり申し訳ありません。 C++はバージョン1.1.0をJavaはバージョン1.0.0を使用しています。
宜しくお願いいたします。