Python 版 OpenRTM-aist は Vine Linux で利用可能な RPM パッケージが提供されています。 対応している Vine Linux のバージョンは、ダウンロードページから確認できます。 Vine Linux への対応およびそのバージョンは、予告なしに変更または停止されることがありますので、予めご了承ください。
Vine Linux へのインストールの方法には大きく分けて以下の二種類のインストール方法があります。
openrtm.org が提供するインストール・スクリプト pkg_install_python_vine.sh をダウンロードページからダウンロードし、root 権限で実行します。 このスクリプトは、必要なパッケージを順次 apt-get でインストールしていきます。
OpenRTM-aist を開発・実行するために必要なパッケージをもれなくインストールしてくれるので大変便利です。 初めて OpenRTM-aist をインストールしてみる方にお勧めします。 ただし、OpenRTM-aist 関係のすべてのパッケージをインストールするので、必要ないものもインストールされる可能性があります。 より詳しくわかっている人は、手動でインストールした方がよいでしょう。 以下、一括インストールスクリプトを使用したインストールの手順です。
> wget [pkg_install_python_vine.sh のダウンロード URL ] > su # sh pkg_install1_python_vine.sh //途中、いくつかの質問をたずねられるので、''y'' あるいは ''Y'' を入力しながら完了させる。
openrtm.org では apt-get から利用可能なパッケージリポジトリを提供しています。 ただし、デフォルトのパッケージリポジトリには含まれていませんので、apt-get の設定を変更する必要があります。 まず、/etc/apt/sources.list の末尾に次の一文を追記します。このとき root 権限が必要ですので注意してください。
rpm http://www.openrtm.org/pub/Linux/Vine/apt x.x/$(ARCH) main
ここで、x.x の部分はバージョン番号です。例えば、Vine5.0 なら x.x を 5.0 と置き換えます。
rpm http://www.openrtm.org/pub/Linux/Vine/apt 5.0/$(ARCH) main
sources.list を書き変えたら、次の手順でインストールを行います。
> su # apt-get update # apt-get install python # apt-get install omniORB-servers omniORBpy omniORBpy-devel omniORBpy-standarda # apt-get install OpenRTM-aist-Python OpenRTM-aist-Python-example
途中、いくつかの質問を尋ねられるので、y あるいは Y を入力して完了させます。apt-get は 現在は synaptic コマンドで置き換えることが推奨されています。
インストールの確認を以下のようにして行います。
# rpm -qa | grep OpenRTM-aist-Python OpenRTM-aist-Python-example-1.0.0-RELEASE.vlXX OpenRTM-aist-Python-1.0.0-RELEASE0.vlXX
各パッケージの内容は以下の通りです
OpenRTM-aist-Python には Python モジュールとコマンド群が含まれています。
/usr/bin/rtcprof_python /usr/bin/rtcd_python
/usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/examples/rtc.conf.sample
/usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/*
/usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/utils/rtcprof /usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/utils/rtcd /usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/utils/rtc-template /usr/lib/python<version>/site-packages/OpenRTM_aist/utils/rtm-naming
OpenRTM-aist-Python-example には RTC のサンプルが含まれています。
/usr/share/OpenRTM-aist/examples/python/SimpleIO/ /usr/share/OpenRTM-aist/examples/python/SimpleService/ 中略
以上、インストールが終了しましたら、動作確認へ進みましょう。
モーションエディタ/シミュレータ
動力学シミュレータ
統合開発プラットフォーム
産総研が提供するRTC集
東京オープンソースロボティクス協会
ネットワーク分散環境でデータ収集用ソフトウェアを容易に構築するためのソフトウェア・フレームワーク
Python 版 OpenRTM-aist は Vine Linux で利用可能な RPM パッケージが提供されています。 対応している Vine Linux のバージョンは、ダウンロードページから確認できます。 Vine Linux への対応およびそのバージョンは、予告なしに変更または停止されることがありますので、予めご了承ください。
Vine Linux へのインストールの方法には大きく分けて以下の二種類のインストール方法があります。
Vine Linux 一括インストール・スクリプト
openrtm.org が提供するインストール・スクリプト pkg_install_python_vine.sh をダウンロードページからダウンロードし、root 権限で実行します。 このスクリプトは、必要なパッケージを順次 apt-get でインストールしていきます。
OpenRTM-aist を開発・実行するために必要なパッケージをもれなくインストールしてくれるので大変便利です。 初めて OpenRTM-aist をインストールしてみる方にお勧めします。 ただし、OpenRTM-aist 関係のすべてのパッケージをインストールするので、必要ないものもインストールされる可能性があります。 より詳しくわかっている人は、手動でインストールした方がよいでしょう。 以下、一括インストールスクリプトを使用したインストールの手順です。
apt-get を使う方法
sources.list の修正
openrtm.org では apt-get から利用可能なパッケージリポジトリを提供しています。 ただし、デフォルトのパッケージリポジトリには含まれていませんので、apt-get の設定を変更する必要があります。 まず、/etc/apt/sources.list の末尾に次の一文を追記します。このとき root 権限が必要ですので注意してください。
ここで、x.x の部分はバージョン番号です。例えば、Vine5.0 なら x.x を 5.0 と置き換えます。
sources.list を書き変えたら、次の手順でインストールを行います。
途中、いくつかの質問を尋ねられるので、y あるいは Y を入力して完了させます。apt-get は 現在は synaptic コマンドで置き換えることが推奨されています。
インストールの確認
インストールの確認を以下のようにして行います。
パッケージの詳細
各パッケージの内容は以下の通りです
OpenRTM-aist-Python
OpenRTM-aist-Python には Python モジュールとコマンド群が含まれています。
OpenRTM-aist-Python-example
OpenRTM-aist-Python-example には RTC のサンプルが含まれています。
以上、インストールが終了しましたら、動作確認へ進みましょう。