安藤様，

末廣です．

(10/06/05 10:57), Ando Noriaki wrote:
> ためしに、/etc/hosts の localhost の ipv6 エントリを
> コメントアウトしてみていただけないでしょうか？

これでうまく localhost 指定での登録ができることを
確認しました．

ありがとうございます．

> [openrtm-users 00858] から続くスレッドに同様の話題が
> あったので、このメールの下のほうに転載します。
>
>
>
>
>
> 2010年6月5日6:26 ts :
>> 米倉様，
>>
>> 末廣です．
>> 私も ubuntsu 10.04 を使っていますが，
>> コンポーネントをnameserverに登録するとき，つまりrtc.confで，
>>
>> corba.nameservers: localhost:9876
>>
>> などとlocalhostの指定をするとだめなようです．
>>
>> とりあえずlocalhostの部分を
>> ipアドレス直接指定にすれば大丈夫です．
>> RtSystemEditorからはlocalhostで見えます．
>>
>> まだ原因はわかりませんが，私は取りあえずこれで
>> しのいでいます．
>>
>>
>> (10/06/05 0:49), Kenta Yonekura wrote:
>>> 筑波大の米倉です．
>>> いつもお世話になっております．
>>>
>>> Ubuntu 10.04においてopenRTMのサンプルで勉強しようと試みたところ，
>>> RTSystemEditorからネーミングサーバは見えるのに，
>>> ネーミングコンテキストから先が見えないという事態に遭遇しました．
>>>
>>> openRTMはUbuntu9.10(karmic)版を導入しました．
>>>
>>> http://www.openrtm.org/OpenRTM-aist/html/E3839EE3838BE383A5E382A2E383AB2FC2B2BE78988E382A4E383B3E382B9E38388E383BCE383AB28UNIX2C1.0.029.html#zce52bb9
>>> 手順はこちらのページの通りに行いました．
>>>
>>> 細かい環境設定は以下の通りとなっております．
>>>
>>> yoneken@yubuntu:~$ uname -a
>>> Linux yubuntu 2.6.32-22-generic #35-Ubuntu SMP Tue Jun 1 14:17:36 UTC
>>> 2010 i686 GNU/Linux
>>> yoneken@yubuntu:~$ ps -a
>>> PID TTY TIME CMD
>>> 2494 pts/0 00:00:00 omniNames
>>> 2559 pts/1 00:00:01 ConsoleInComp
>>> 2608 pts/2 00:00:00 ConsoleOutComp
>>> 2785 pts/3 00:00:00 ps
>>> yoneken@yubuntu:~$ cat workspace/rtm/rtc.conf
>>> corba.nameservers: localhost:9876
>>> naming.formats: %h.host_cxt/%n.rtc
>>> logger.enable: NO
>>> example.ConsoleOut.config_file: consout.conf
>>> example.ConsoleIn.config_file: consin.conf
>>> yoneken@yubuntu:~$ dpkg -l | grep -i 'openrtm-aist'
>>> ii openrtm-aist 1.0.0-2
>>> OpenRTM-aist, RT-Middleware distributed by A
>>> ii openrtm-aist-dev 1.0.0-2
>>> OpenRTM-aist headers for development
>>> ii openrtm-aist-doc 1.0.0-2
>>> Documentation for openrtm-aist
>>> ii openrtm-aist-example 1.0.0-2
>>> OpenRTM-aist examples
>>> yoneken@yubuntu:~$ dpkg -l | grep -i 'omniORB'
>>> ii libomnievents2 1:2.6.2-1.2
>>> omniORB event service shared library
>>> ii libomniorb4-1 4.1.2-1ubuntu2
>>> omniORB core libraries
>>> ii libomniorb4-dev 4.1.2-1ubuntu2
>>> omniORB core libraries development files
>>> ii omnievents 1:2.6.2-1.2
>>> omniORB event service
>>> ii omniidl4 4.1.2-1ubuntu2
>>> omniORB idl to C++ and Python compiler
>>> ii omniorb4-nameserver 4.1.2-1ubuntu2
>>> omniORB naming service
>>> yoneken@yubuntu:~$ dpkg -l | grep -i 'xulrunner'
>>> ii xulrunner-1.9.2 1.9.2.3+nobinonly-0ubuntu2
>>> XUL + XPCOM application runner
>>>
>>> 問題が起きたときのスクリーンショットを添付します．
>>>
>>> 問題の対処方法，バグの追跡方法，もしくはUbuntu10.04での動作報告など，
>>> 知恵をお貸しいただけないでしょうか？
>>>
>>> よろしくお願いします．
>>>
>>> --
>>> 米倉 健太
>>
>>
>
> 安藤です
>
> この問題、今のところ対処法としては、/etc/hostsのipv6用localhostのエントリを
> ::1 ip6-localhost ip6-loopback
> # ::1 localhost ip6-localhost ip6-loopback ←もともとはこう
> にするのがよいと思います。Ubuntu8.10以前ではみんなこうなっていました。
> 本来は後者のでも正しく動作するべきなんでしょうけど。。。
>
>
> この件に関して、omniORBのパッチを作成しましたのでこちらにも投げておきます。
> この解法で正しいかどうかあまり自信はないのですが、とりあえずUbuntu9.04では
> /etc/hostsの変更などなしで、RTCがlocalhostのネームサーバに登録できました。
>
> omniORB本家のMLにもこのパッチを投げておいたので、
> メインの開発者のDuncanさんから何かしら返答があるかもしれません。
> 詳細が分かりましたらまたお知らせします。
>
>
>
> 2009/07/07 17:36 に さんは書きました:
>
> - 元のメッセージを隠す -
>>
>> 安藤さんありがとうございます。
>>
>> これでとりあえずUbuntu 9.04でも問題なく使えそうです。
>>
>> /etc/hostsはみていたんですが、その行より下はよく分からなくてスルーしてま
>> した。お手数をおかけして、すみません。
>>
>> OpenHRP3のページでもお知らせしとこうと思います。
>>
>> Ando Noriaki さん：
>>> 中岡様
>>>
>>> 安藤です
>>>
>>> ちょっと調べてみたのですが、Ubuntu 9.04 のデフォルトの /etc/hosts
>>> の以下の行が悪さをしているようです。
>>>
>>> ::1 localhost ip6-localhost ip6-loopback
>>>
>>> ipv6が無効なのに、ipv6のlocalhostを探しに行っている？ためか
>>> localhostではローカルのネームサーバに接続できませんね。
>>>
>>> 対処としては、
>>>
>>> 1. /etc/hosts のipv6用のlocalhostの行をコメントアウトする
>>> 2. rtc.conf で指定するネームサーバのアドレスを
>>> - 127.0.0.1
>>> - 実際のホストのアドレス
>>> に変更する。
>>>
>>> のいずれかの方法があります。
>>> でも、他のネットワークを利用するコマンドなどでは、
>>> localhostでちゃんと127.0.0.1につなぎに行くので、
>>> omniORBのipv6周りの処理の問題ではないかと思いますが。
>>>
>>> ちなみに、ざっと見てみた感じでは、Ubuntuは8.10までは
>>> デフォルトでipv6が有効になっていますね。
>>> そのために今まで発覚しなかったのかもしれません。
>>>
>>>
>>> 2009/07/07 11:58 に Shin'ichiro Nakaoka さんは書きました:
>>>>
>>>> 産総研の中岡です。
>>>>
>>>> 本件OpenRTM-aistとも関連するかと思い、何か情報があればということで、
>>>> こちらのMLに投稿させていただきます。
>>>>
>>>> それで、Ubuntu 9.04 にてOpenHRP3も含めていろいろ試しているのですが、
>>>> どうもomniORB を使う C++ のコードから、ネームサーバが取得できません。
>>>> 具体的には、ネームサーバ取得時に、
>>>>
>>>> obCORBA::Object_var =
>>>> orb->string_to_object("corbaloc::localhost:2809:/NameService");
>>>> namingContext = CosNaming::NamingContext::_narrow(obj);
>>>>
>>>> などとするかと思うのですが、２行目で _narrow するところで、CORBAの例外が
>>>> 生じてしまいます。
>>>>
>>>> Ubuntu 9.04 の omniORB は 4.1.2 で、4.1.3 や 4.1.1 をソースからコンパイ
>>>> ルして試してみたりもしたのですが、ダメでした。
>>>> omniPython を使ってPythonインタプリタから同様のことをやってもダメです。
>>>>
>>>> それで、OpenRTM-aistはどうなっているのかと思い、ソースを見させてもらった
>>>> ところだいたい同じことをやっていて、コンパイルして ConsoleIn,ConsoleOut
>>>> を試してみたのですが、これらの実行ファイルの実行はできるものの、私が確認
>>>> した限りではネームサーバには登録されていない模様でした。
>>>>
>>>> ちなみに、Javaのコードから(GrxUI等)は、ネームサーバの取得とアクセスがで
>>>> きています。
>>>>
>>>> それでどうもよく分からないのですが、omniORBとUbuntu 9.04の何かしらの環境
>>>> が組み合わさると、この症状がでるような気がします。
>>>>
>>>> 以上のような状況なのですが、どなたかご存知のことがありましたら、
>>>> お知らせください。よろしくお願いいたします。
>>>>
>>>>

末廣様、

阪口です。

ご丁寧なご説明、誠にありがとうございました。

ただ単純に、ホームディレクトリで作業していなかったからと言う
ことですね。
サンプルがusr/share/OpenRTM-aist/examplesにあるのかを確認し
て、そのままこのディレクトリで実行したのが間違いでした。

# “１．ネームサーバを起動”にも、「ホームディレクトリで実行
# して下さい」的な但し書きがあると親切かもしれませんね。

お騒がせして申し訳ございませんでした。

On Mon, 07 Jun 2010 18:39:46 +0900
ts wrote:
> 阪口様，
>
> 電通大　末廣です．
>
> omniNamesは走るときに，xx.logやxx.bakファイルを作成します．
> したがってwrite permissionのないディレクトリで走らせようとすると
> ご指摘のようなエラーになります．
>
> マシン全体で共有するという意識ならば，suユーザで走らせたり，
> 起動時に走らせる設定にするのが良いと思います．
>
> 個人的に走らせているという意識ならば，
> 自身の適当なディレクトリで走らせるのが良いでしょう．
>
> > You can set the environment variable OMNINAMES_LOGDIR to
> > specify the directory where the log files are kept.
>
> に従えばどこで走らせても適切なディレクトリを
> 指定することができます．
>
>
> (10/06/07 17:21), Takeshi SAKAGUCHI wrote:
>
> > 状況としては、Ubuntu 10.04LTS に OpenRTM-aist-1.0.0-RELEASE
> > を apt-get による方法でインストールし、インストールの確認も
> > 問題ないことを確認しました。
> >
> > さて、問題の箇所ですが、“１．ネームサーバを起動”において、
> > プロンプトは
> > ＄
> > となっておりますが、私のマシンでこれを行うと、
> > -----
> > Starting omniORB omniNames: <マシン名>:9876
> > <ユーザ名＠マシン名>:/usr/share/OpenRTM-aist/examples$
> > Mon Jun 7 14:22:59 2010:
> >
> > Starting omniNames for the first time.
> > Error: cannot create initial Log file '/usr/share/OpenRTM-aist/examples/omninames-<マシン名>.log':
> > Permission denied
> >
> > You can set the environment variable OMNINAMES_LOGDIR to
> > specify the directory where the log files are kept.
>

坂口さま

安藤です

もしかして、0.4系のマニュアルをご覧ではありませんか？
1.0のマニュアル (C++版インストール(UNIX, 1.0.0)) では、
　５．RTSystemEditor の起動
となっています。

なお、ConnectorComp は1.0では配布しないことにしました。
ですので、接続は基本的にRTSystemEditorで行ってください。

よろしくお願いします。

> 産総研の阪口です。
>
> みなさんと全く違うところで躓いているので、非常に恐縮ですが、
> 何とぞお付き合い下さい。
>
> “rtc.conf ”の中身を
> corba.nameservers: localhost:9876
> naming.formats: %n.rtc
> のままで、“３．…”“４．…”までは順調に進みました。
> 気になるのは、CORBA_Anyが以下のようにcorba_cdrと出ていること
> くらいでしょうか。
> =================================================
> Port0 (name): ConsoleIn0.out
> -------------------------------------------------
> - properties -
> port.port_type: DataOutPort
> dataport.data_type: TimedLong
> dataport.subscription_type: flush,new,periodic
> dataport.dataflow_type: push,pull
> dataport.interface_type: corba_cdr
> -------------------------------------------------
>
> =================================================
> Port0 (name): ConsoleOut0.in
> -------------------------------------------------
> - properties -
> port.port_type: DataInPort
> dataport.data_type: TimedLong
> dataport.subscription_type: Any
> dataport.dataflow_type: push,pull
> dataport.interface_type: corba_cdr
> -------------------------------------------------
>
> 次に“５．…”で、【ConnectorComp】を実行しようとしましたら、
> このファイルがありませんでした。似たようなファイル名と致しま
> しては【ConnectorCompExt】がありました。
> これは、apt-getによるインストールが失敗したということでしょ
> うか？
>
>
>
>
>
> On Mon, 07 Jun 2010 17:21:15 +0900
> Takeshi SAKAGUCHI wrote:
>> 産総研の阪口です。
>>
>> みなさん、“サンプルを使ってテスト”の“２．…”でトラブって
>> おられたようですが、私は“１．ネームサーバを起動”でトラブっ
>> てしまいましたので、対処法をお教え頂きたく、メールさせて頂く
>> 次第です。
>>
>> 状況としては、Ubuntu 10.04LTS に OpenRTM-aist-1.0.0-RELEASE
>> を apt-get による方法でインストールし、インストールの確認も
>> 問題ないことを確認しました。
>>
>> さて、問題の箇所ですが、“１．ネームサーバを起動”において、
>> プロンプトは
>> ＄
>> となっておりますが、私のマシンでこれを行うと、
>> -----
>> Starting omniORB omniNames: <マシン名>:9876
>> <ユーザ名＠マシン名>:/usr/share/OpenRTM-aist/examples$
>> Mon Jun 7 14:22:59 2010:
>>
>> Starting omniNames for the first time.
>> Error: cannot create initial Log file '/usr/share/OpenRTM-aist/examples/omninames-<マシン名>.log':
>> Permission denied
>>
>> You can set the environment variable OMNINAMES_LOGDIR to
>> specify the directory where the log files are kept.
>> -----
>> とエラーになってしまいます。試しにsudoでこれを行うと、解説通
>> りになりました。
>>
>> これは単純に
>> ＄が＃の間違い
>> なのか、私のインストールで何か問題だったり、足りなかったりす
>> るのでしょうか？
>> # localhost.localdomainが、マシン名になっているのも気持ち悪
>> # いのですが、、、
>>
>> 後者の場合、一応、解説通りに行いましたので、その部分の加筆修
>> 正が必要かと存じます。
>>
>> なお、以下HPの『バージョンに対応したコードネーム』の欄に
>> http://www.openrtm.org/OpenRTM-aist/html/E3839EE3838BE383A5E382A2E383AB2FE382A4E383B3E382B9E38388E383BCE383ABUNIX.html#u60a32c0
>> Ubuntu 10.04 lucid
>> と書いておいて頂けると嬉しいです。類推は出来ますけど、やはり
>> 必要かと。
>> # ついでに9.10も。
>>
>> また、apt-getは手打ちで行いましたが、“アップデート・マネー
>> ジャ”による更新に対応はされているのでしょうか？
>> もしも、マネージャの設定画面において、どこかのクリックを入れ
>> るだけで良いのであれば、お教え頂けるととても嬉しいです。
>>
>> お手数をおかけいたしますが、ご教示の程、どうぞよろしくお願い
>> いたします。(_o_)