OpenRTM-aist-Python 1.1.2
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OpenRTM_aist.ManagerConfig.ManagerConfig クラス

Manager configuration クラス [詳解]

公開メンバ関数

def __init__ (self, argv=None)
 コンストラクタ [詳解]
 
def init (self, argv)
 初期化 [詳解]
 
def configure (self, prop)
 Configuration 情報を Property に設定する [詳解]
 
def parseArgs (self, argv)
 コンフィギュレーションを取得する(未実装) [詳解]
 
def findConfigFile (self)
 Configuration file の検索 [詳解]
 
def setSystemInformation (self, prop)
 システム情報を設定する [詳解]
 
def fileExist (self, filename)
 ファイルの存在確認 [詳解]
 

静的公開変数類

list config_file_path
 Manager コンフィギュレーションのデフォルト・ファイル・パス
 
string config_file_env = "RTC_MANAGER_CONFIG"
 デフォルト・コンフィギュレーションのファイル・パスを識別する 環境変数
 

詳解

Manager configuration クラス

Manager のコンフィギュレーションを行う、コマンドライン引数を受け取り、 (あるいは引数なしで)インスタンス化される。 コマンドライン引数で指定された設定ファイル、環境変数などから Manager の プロパティ情報を設定する。

各設定の優先度は以下のとおりである。

  1. コマンドラインオプション "-f"
  2. 環境変数 "RTC_MANAGER_CONFIG"
  3. デフォルト設定ファイル "./rtc.conf"
  4. デフォルト設定ファイル "/etc/rtc.conf"
  5. デフォルト設定ファイル "/etc/rtc/rtc.conf"
  6. デフォルト設定ファイル "/usr/local/etc/rtc.conf"
  7. デフォルト設定ファイル "/usr/local/etc/rtc/rtc.conf"
  8. 埋め込みコンフィギュレーション値

ただし、コマンドラインオプション "-d" が指定された場合は、 (たとえ -f で設定ファイルを指定しても)埋め込みコンフィギュレーション値 が使用される。

から
0.4.0

構築子と解体子

def OpenRTM_aist.ManagerConfig.ManagerConfig.__init__ (   self,
  argv = None 
)

コンストラクタ

与えられた引数によりコンフィギュレーション情報の初期化を行う。

引数
self
argvコマンドライン引数(デフォルト値:None)

メソッド詳解

def OpenRTM_aist.ManagerConfig.ManagerConfig.configure (   self,
  prop 
)

Configuration 情報を Property に設定する

Manager のConfiguration 情報を指定された Property に設定する。

引数
self
propConfiguration 設定対象 Property
def OpenRTM_aist.ManagerConfig.ManagerConfig.fileExist (   self,
  filename 
)

ファイルの存在確認

指定されたファイルが存在するか確認する。

引数
self
filename確認対象ファイル名称
戻り値
対象ファイル確認結果(存在する場合にtrue)
def OpenRTM_aist.ManagerConfig.ManagerConfig.findConfigFile (   self)

Configuration file の検索

Configuration file を検索し、設定する。 既に Configuration file が設定済みの場合は、ファイルの存在確認を行う。

Configuration file の優先順位
コマンドオプション指定>環境変数>デフォルトファイル>デフォルト設定

デフォルト強制オプション(-d): デフォルトファイルがあっても無視して デフォルト設定を使う

引数
self
戻り値
Configuration file 検索結果
def OpenRTM_aist.ManagerConfig.ManagerConfig.init (   self,
  argv 
)

初期化

コマンドライン引数に応じて初期化を実行する。コマンドラインオプションは 以下のものが使用可能である。

-f file : コンフィギュレーションファイルを指定する。
-l module : ロードするモジュールを指定する。(未実装)
-o options: その他オプションを指定する。
-d : デフォルトのコンフィギュレーションを使う。

引数
self
argvコマンドライン引数
def OpenRTM_aist.ManagerConfig.ManagerConfig.parseArgs (   self,
  argv 
)

コンフィギュレーションを取得する(未実装)

コンフィギュレーションを取得する。init()呼び出し前に呼ぶと、 静的に定義されたデフォルトのコンフィギュレーションを返す。 init() 呼び出し後に呼ぶと、コマンドライン引数、環境変数等に 基づいた初期化されたコンフィギュレーションを返す。

def getConfig(self): pass

コマンド引数をパースする

-f file : コンフィギュレーションファイルを指定する。
-l module : ロードするモジュールを指定する。(未実装)
-o options: その他オプションを指定する。
-d : デフォルトのコンフィギュレーションを使う。

引数
self
argvコマンドライン引数
def OpenRTM_aist.ManagerConfig.ManagerConfig.setSystemInformation (   self,
  prop 
)

システム情報を設定する

システム情報を取得しプロパティにセットする。設定されるキーは以下の通り。

  • manager.os.name : OS名
  • manager.os.release : OSリリース名
  • manager.os.version : OSバージョン名
  • manager.os.arch : OSアーキテクチャ
  • manager.os.hostname: ホスト名
  • manager.pid : プロセスID
引数
self
propシステム情報を設定したプロパティ

このクラス詳解は次のファイルから抽出されました: