クラス RTC::InPortCorbaCdrProvider

InPortCorbaCdrProvider クラス. [詳細]

#include <InPortCorbaCdrProvider.h>

RTC::InPortCorbaCdrProviderに対する継承グラフ
RTC::InPortProvider RTC::DataPortStatus

すべてのメンバ一覧

Public メソッド

 InPortCorbaCdrProvider (void)
virtual ~InPortCorbaCdrProvider (void)
virtual void init (coil::Properties &prop)
 設定初期化
virtual void setBuffer (BufferBase< cdrMemoryStream > *buffer)
 バッファをセットする
virtual void setListener (ConnectorInfo &info, ConnectorListeners *listeners)
 リスナを設定する。
virtual void setConnector (InPortConnector *connector)
 Connectorを設定する。.
virtual ::OpenRTM::PortStatus put (const ::OpenRTM::CdrData &data) throw (CORBA::SystemException)
 [CORBA interface] バッファにデータを書き込む

説明

InPortCorbaCdrProvider クラス.

InPortProvider

データ転送に CORBA の OpenRTM::InPortCdr インターフェースを利用し た、push 型データフロー型を実現する InPort プロバイダクラス。

から:
0.4.0

コンストラクタとデストラクタ

RTC::InPortCorbaCdrProvider::InPortCorbaCdrProvider ( void   ) 

コンストラクタ

virtual RTC::InPortCorbaCdrProvider::~InPortCorbaCdrProvider ( void   )  [virtual]

デストラクタ


関数

virtual void RTC::InPortCorbaCdrProvider::init ( coil::Properties &  prop  )  [virtual]

設定初期化

InPortCorbaCdrProvider の各種設定を行う。与えられた Propertiesから必要な情報を取得して各種設定を行う。この init() 関 数は、InPortProvider生成直後および、接続時にそれぞれ呼ばれる可 能性がある。したがって、この関数は複数回呼ばれることを想定して記 述されるべきである。

引数:
prop 設定情報

RTC::InPortProviderを実装しています。

virtual ::OpenRTM::PortStatus RTC::InPortCorbaCdrProvider::put ( const ::OpenRTM::CdrData &  data  )  throw (CORBA::SystemException)

[CORBA interface] バッファにデータを書き込む

設定されたバッファにデータを書き込む。

引数:
data 書込対象データ
virtual void RTC::InPortCorbaCdrProvider::setBuffer ( BufferBase< cdrMemoryStream > *  buffer  )  [virtual]

バッファをセットする

OutPortProvider がデータを取り出すバッファをセットする。 すでにセットされたバッファがある場合、以前のバッファへの ポインタに対して上書きされる。 OutPortProviderはバッファの所有権を仮定していないので、 バッファの削除はユーザの責任で行わなければならない。

引数:
buffer OutPortProviderがデータを取り出すバッファへのポインタ

RTC::InPortProviderを実装しています。

virtual void RTC::InPortCorbaCdrProvider::setConnector ( InPortConnector connector  )  [virtual]

Connectorを設定する。.

InPort は接続確立時に InPortConnector オブジェクトを生成し、生 成したオブジェクトのポインタと共にこの関数を呼び出す。所有権は InPort が保持するので InPortProviderInPortConnector を削 除してはいけない。

引数:
connector InPortConnector

RTC::InPortProviderを実装しています。

virtual void RTC::InPortCorbaCdrProvider::setListener ( ConnectorInfo info,
ConnectorListeners listeners 
) [virtual]

リスナを設定する。

InPort はデータ送信処理における各種イベントに対して特定のリスナ オブジェクトをコールするコールバック機構を提供する。詳細は ConnectorListener.hConnectorDataListener, ConnectorListener 等を参照のこと。InPortCorbaCdrProvider では、以下のコールバック が提供される。

  • ON_BUFFER_WRITE
  • ON_BUFFER_FULL
  • ON_BUFFER_WRITE_TIMEOUT
  • ON_BUFFER_OVERWRITE
  • ON_RECEIVED
  • ON_RECEIVER_FULL
  • ON_RECEIVER_FULL
  • ON_RECEIVER_TIMEOUT
  • ON_RECEIVER_ERROR
引数:
info 接続情報
listeners リスナオブジェクト

RTC::InPortProviderを実装しています。

OpenRTMに対してFri Mar 11 00:00:51 2011に生成されました。  doxygen 1.6.3