機能 #3095
完了
Windows用インストーラでJREのマージモジュールを組込むように修正する
n.kawauchi さんがほぼ10年前に追加.
9年以上前に更新.
説明
- インストーラに同梱しているRTSytemEditorRCPは、起動するために32bit版JREが必要である。(OpenRTPも同様だが、C++版でのみインストールされる)
- OpenRTM-aistの各言語64bit版インストーラに含まれるRTSytemEditorRCPも32bit版である。これは配布するJREがOpenJDKのWindows用バイナリで、64bit用は提供されていないことによる。
- OpenRTM-aistの64bit版利用者がJavaの64bitをインストールしていてもRTSytemEditorRCPを起動できるようにするため、JREのマージモジュールを組込むように修正する。
- JREのマージモジュール(msm)は、
- 別環境でインストーラのバージョン(32bit、64bit)に対応した生成済みのものを利用する
- JREはOpenRTM-aistの基本ベースで必要という位置付けで、OpenRTM-aist\1.1\bin下にインストールされる
- C++, Python, Java の各言語用インストーラが同じマージモジュールを組込む
- ステータス を 新規 から 解決 に変更
- 進捗率 を 0 から 100 に変更
JREのマージモジュールファイルは、現在のところ下記にアップしている
http://openrtm.org/pub/Windows/OpenRTM-aist/tools/msm/
・JRE_OpenJDK7_x86_64.msm
・JRE_OpenJDK7_x86.msm
このマージモジュールをOpenRTM-aist-Python/installerディレクトリにダウンロードしてからmsiを生成するようにスクリプトで指定する
32bit用msi生成時の指定
set ARCH=x86
call cleanup.cmd
del *.msm
set URL=http://openrtm.org/pub/Windows/OpenRTM-aist/tools/msm/RTSystemEditorRCP_%ARCH%.msm
C:\Cygwin64\bin\wget.exe %URL%
set URL=http://openrtm.org/pub/Windows/OpenRTM-aist/tools/msm/JRE_OpenJDK7_%ARCH%.msm
C:\Cygwin64\bin\wget.exe %URL%
set INCLUDE_JRE=YES ← NOと指定したらJREを含めないmsiが生成される
call build.cmd
JREを含めるとインストーラサイズは、29MB → 73MB 程度になる
JREを組み込んだインストーラの組合せテスト結果
- 32bit版インストーラを使った動作確認
- OpenRTM-aist-C++_1.1.1-RELEASE_x86_vc10.msi
- OpenRTM-aist-Python_1.1.0-RELEASE_x86.msi
- OpenRTM-aist-Java_1.1.0-RELEASE_x86.msi
- 32bit環境なので、JavaとPythonも32bit版をインストールしており、システム環境変数のPathに追加してある
- jdk-7u71-windows-i586.exe
- python-2.7.8.msi
テストで確認すべき点
- アンインストール時のJREの状態
- 各言語の組合せインストールで、インストールとアンインストールの順序が違っても、最後まで残っていること
- C++版のみインストーラオプションで「JREあり・なし」を選択できる。この選択と他の言語インストーラとの組合せ動作。
他の形式にエクスポート: Atom
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