整備 #3090
完了
Windows用インストーラ作成時、ARCHに対応したPythonパスを指定するように修正した
n.kawauchi さんがほぼ10年前に追加.
9年以上前に更新.
説明
64bit版インストーラでインストールした環境は、スタートメニューからrtm-namingやコンポーネントを実行するとウィンドウがすぐに閉じてしまった。
この原因を調査した結果、インストーラを作成する際、Pythonも64bit版を指定すればよいことが分かったので、その経緯を報告します。
- 期日 を 2015/01/22 にセット
- ステータス を 新規 から 解決 に変更
- 進捗率 を 0 から 100 に変更
- テスト環境
- 使用インストーラ:OpenRTM-aist-Python_1.1.0-RELEASE_x86_64.msi(リリース予定)
- Python : 2.6.6(32bit), 2.7.8(64bit)
- 2.6.6は、OpenRTM-aist-Python 1.1.0-RC1用にインストールしていた
- システム環境変数のpathは、64bit版の方のみ指定していた (C:\Python27_x64)
- 動作状況
- スタートメニューから起動できない。Pythonコンポーネントをダブルクリックで起動できない。
- コマンドラインで、 python ConsoleIn.py とすれば起動できる
- Pythonの対話モードで表示されるバージョンは、「2.7.8 64bit」となっている
- 関連付けを確認すると、pyファイルを開くプログラムは、python.exeになっている
- 試したこと
- ConsoleIn.pyを右クリック→Edit with IDLE
- python shellが起動したが、「Python 2.6.6」「IDLE 2.6.6」とある
- もしかしてpyファイルの関連付けのpython.exeって32bit版の方?
- Python 2.6.6をアンインストールしたら、pyファイルのアイコンがテキストエディタに変わった
- 関連付けプログラムを C:\Python27_x64\python.exe に指定したら、無事ダブルクリックで起動できるようになった
- しかし、スタートメニューから起動するとエラーメッセージを吐き出してすぐにウィンドウが閉じてしまう
- インストーラ作成時に問題がありそう
- 対応
- 今まで64bit版インストーラ(msiファイル)作成時も、pythonは32bit版のパスを指定していた
- アーキテクチャ(x86/x86_64)に合わせてPythonパスを切替えるようにした
r603
- 動作確認
- Pythonの複数バージョンをインストールすると、一番最初にインストールしたものに関連付けられるようなので、事前に全てアンインストール
- OpenRTM-aist-Pythonのアーキテクチャに合ったPythonをインストール(使用したのは2.7.8の32/64bit)
- 続けてOpenRTM-aist-Python 1.1.0-RELEASE版をインストール
- これで32bit、64bitどちらのバージョンでも動作に問題ないことが確認できた
他の形式にエクスポート: Atom
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