[openrtm-staff:1022] Re: 10/11の作業報告(河内)

片見剛人 t-katami @ aist.go.jp
2017年 10月 12日 (木) 09:01:01 JST


河内さま

お疲れ様です。
片見です。

>・msiに含めるOpenRTM-aist-JavaとJREの依存設定を定義する
ありがとうございます。
Java版だけでなく、他言語のインストールの場合もjreをインストールするように
お願いできないでしょうか?
Jreはrtcd_java.exeの起動に必要なのですが、
rtcd_java.exeは、c++版、python版からも呼び出されることがあります。

よろしくお願いいたします。




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差出人: openrtm-staff <openrtm-staff-bounces @ openrtm.org> が 河内のぶ <n.kawauchi @ aist.go.jp> の代理で送信
送信日時: 2017年10月11日 19:20
宛先: openrtm-staff @ openrtm.org
件名: [openrtm-staff:1021]        10/11の作業報告(河内)

安藤様

河内です

本日の作業内容をお知らせします。
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■ミーティング
■アンケート・セルフチェック ・・・完了

■OpenRTM-aist に含めているjreについて
・GPLv2のOpenJDKバイナリ(Windows用)を使用している
・OpenRTM-aist 1.1.2はopenjdk7, 1.2.0はopenjdk8
・openjdk8の場合の詳細は下記に記載している
http://openrtm.org/svn/OpenJDK-jre/trunk/openjdk_jre/readme.txt

・上記には、バイナリを下記URLからダウンロードしたとしているが、
 本日の確認ではこのURLは存在しない。変更になった模様。
https://jdk8.java.net/java-se-8-ri/

・改めて調べると、jdk8であってもGPLv2ライセンスはLinux用のみで、
 Windows用はoracleライセンスになっている模様

・OpenRTM-aist 1.2.0に含めるjreの元バイナリはダウンロード済みで
 リポジトリに登録して管理している。ダウンロード時GPLv2ライセンス
 だったので、このまま変更なく使うとの認識です。

■OpenRTM-aist 1.1.2版のrpmパッケージリリースのための調査
・稲葉さんに作業をお願いするにあたり、ビルド動作を確認する

・tagソースを使用
http://svn.openrtm.org/OpenRTM-aist/tags/RELEASE_1_1_2/OpenRTM-aist
・ソースビルドは下記ジョブを実行
http://openrtm.org:8080/view/00_C++/job/03_openrtm-cxx-dist-tags/

・パッケージ作成は新たなジョブを定義
・Fedora23, 24, 25, 26 のパッケージ作成で、26だけがエラーになる
http://openrtm.org:8080/view/00_C++/job/20_openrtm-cxx-build-old-linux-package/

・エラー内容は以下の通り
------
../../../src/lib/coil/include/coil/File.h:145:60: error: ISO C++ forbids comparison between pointer and integer [-fpermissive]
             for (size_t i(0); i < fname.size() && globc != '\0'; ++i, ++globc)
------
・この結果は以下のログから抜粋
http://openrtm.org:8080/view/00_C++/job/20_openrtm-cxx-build-old-linux-package/label=fedora26/1/console

・このfedora26の環境で、trunkソースのビルドはOK.
 1.2.0版のパッケージ作成ジョブの動作OK! rpmパッケージを作成できている。

・この状況から、1.2.0版のリリースを待った方がよいと思えますが、
 いかがでしょうか

■OpenRTPのLinuxパッケージ作成について
・Linuxパッケージ作成処理は、1.1.2版ソースでは未対応
・ジョブでパッケージを作成する際は、ソースのpackagesディレクトリを
 チェックアウトして利用している

・trunkソースに含まれているpackagesを利用する必要があるのだが、
 パッケージのバージョン番号はchangelogから取得しており、この内容が
 1.2.0のバージョン番号になっている

⇒以上のことから、OpenRTPはtrunkソースを使い、1.2.0版のパッケージを
 先行リリースすることになった。

■Ubuntu16.04 + Java9 + OpenRTP でエラーになる件
・動作はいずれ確認する予定
・まず、Ubuntu16.04で、default-jreをインストールした時のバージョンを
 確認したところ、8がインストールされた
・1.2.0版が8で動けばリリースはできるとの判断
-----
openrtm @ ubuntu1604-64:~$ java -version
プログラム 'java' は以下のパッケージで見つかりました:
 * default-jre
 * gcj-5-jre-headless
 * openjdk-8-jre-headless
 * gcj-4.8-jre-headless
 * gcj-4.9-jre-headless
 * openjdk-9-jre-headless

$ sudo apt-get install default-jre
$ java -version
openjdk version "1.8.0_131"
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■ミーティングで確認したこれからの作業予定
・OpenRTM-aistのビルドで利用しているfluent-bitはtagsソースを利用する
 ようにする
・OpenRTM-aist-Pythonのrtcd_python.exeは、py2exeでの生成で動作を試す
・debパッケージのdebian, raspbianのリポジトリデータベースにGPG署名を
 行う
・msiに含めるOpenRTM-aist-JavaとJREの依存設定を定義する

■Javaのset_classpath.batの定義について
・「call set rtm_java_root=%RTM_JAVA_ROOT%」このcall文を加えた経緯は、
下記wikiページに書いてあります。
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OpenRTM-aist >> OpenRTM-aist (C++) >> インストーラ
「VCのバージョンに応じてPATHを切り替える仕組み」内の
「※OMNI_ROOT利用時について」のセクション
http://redmine.openrtm.org/projects/openrtm_cxx_installer/wiki/VC%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AB%E5%BF%9C%E3%81%98%E3%81%A6PATH%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%8A%E6%9B%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF#OMNI_ROOT利用時について

以上です。

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河内 のぶ  n.kawauchi @ aist.go.jp
産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター
ロボットソフトウエアプラットフォーム研究チーム
テクニカルスタッフ

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