[openrtm-staff:161] Re: ROBOSSAに関する特許調査結果に関して

[原功]

金広さん：

ご苦労様です。原です。
特許侵害調査の件ですが、NEDOに報告書はなかったような気がしますが、公開することがぜんていですがので、明日にでもダウンロードできるようにしておきます。（すでに、どこかに挙げていた気がしますが、失念しました。）

それから、特許調査の侵害調査といってもコンポーネント単体では、ソースコードをすべてチェックして行ったわけではありませんので、侵害していないとは言えないと思います。それに本当に特許の侵害調査を行う場合には、知能化の予算くらいではできません。

また、ソフトウェアの特許侵害調査の場合には、システムとしてどのように使うかでも特許侵害の場合もありますので、すべてのコンポーネントを何の調査もなしに使うということ自体が原則ありえません。


他のソフトも同様ですので、そのあたりは一緒かと思いますが。

そのため、公開されているコンポーネントを含めて、特許を侵害しいるかどうかは、最終的に利用者の責任になってしまいますので、知能化で作成したコンポーネントを再利用する場合には、別途調査すべきかと思います。

まぁ、ROBOSSAについては、最初のスクリーニングをやったということですので、そこから調査をすすめることができると思います。

ですので、太鼓判を押すことはできません。

以上、よろしくお願いいたします。


2013年5月14日 15:43 <kanehirofmo ＠ nedo.go.jp>:

> 産総研 原様 ← NEDO 金広
>
> 知能化の終わり頃に、ROBOSSAに含まれるRTCが他の特許を侵害
> していないかどうか、調査したと記憶しています。
> その調査結果を見せて頂くことは可能でしょうか。
> （元知能化担当の有木さんによると、この調査は産総研予算で
> 行ったのではなかったか、とのことでNEDOには報告書がないようです）
>
> 「特許を侵害しているかもしれないRTCは怖くて商品には使えない」、
> という意見が東京都ロボット研究会から出ている、という話が平井さん
> からあったためです。
> ROBOSSAに関しては大丈夫です、と太鼓判を押しても大丈夫でしょうか？
>
> ---
> 金広 文男(Fumio KANEHIRO)
> （独）新エネルギー・産業技術総合開発機構
> 技術開発推進部 機械システムグループ
> 212-8554 川崎市幸区大宮町1310番ミューザ川崎セントラルタワー20Ｆ
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産業技術総合研究所   知能システム研究部門
統合知能研究グループ 主任研究員
ソフトウェアプラットフォーム研究班 班長
原  功 <Isao-Hara ＠ aist.go.jp>
Isao HARA, Senior Researcher, ISRI, ,AIST,Japan
TEL: +81-29-861-5973
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