オブジェクトリファレンスを保持するプレースホルダテンプレートクラス [詳細]
#include <CorbaConsumer.h>
Public メソッド | |
CorbaConsumer () | |
コンストラクタ | |
CorbaConsumer (const CorbaConsumer &x) | |
コピーコンストラクタ | |
CorbaConsumer & | operator= (const CorbaConsumer &x) |
代入演算子 | |
void | swap (CorbaConsumer &x) |
virtual | ~CorbaConsumer (void) |
仮想デストラクタ | |
virtual bool | setObject (CORBA::Object_ptr obj) |
オブジェクトをセットする | |
ObjectTypePtr | _ptr () |
ObjectType 型のオブジェクトのリファレンスを取得. | |
ObjectTypePtr | operator-> () |
ObjectType 型のオブジェクトのリファレンスを取得. | |
virtual void | releaseObject () |
CORBAオブジェクトの設定をクリアする. | |
Protected 変数 | |
ObjectTypeVar | m_var |
設定された CORBA オブジェクト |
オブジェクトリファレンスを保持するプレースホルダテンプレートクラス
テンプレート引数で与えられた型のCORBAオブジェクトを保持する。 オブジェクトがセットされたときに、与えられた型で narrow されるので、 _ptr() で取得するリファレンスは、narrow 済みのリファレンスである。 内部的な使用のために、_ptr 型, _var型も同時にテンプレート引数として 与える必要がある。(下記注意事項参照)
注意: ObjectTypePtr = ObjectType::_ptr_type としているか、 _ptr_type は標準では規定されていない。 ただし、omniORB, TAO, MICO では、プロキシクラス内部で、 Type_ptr 型を _ptr_type に typedef しているので、 テンプレートの第2引数を指定しなくてもコンパイルは通る。
ObjectType | このホルダが保持するオブジェクトの型 | |
ObjectTypePtr | このホルダが保持する _ptr 型 | |
ObjectTypeVar | このホルダが保持する _var 型 |
RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::CorbaConsumer | ( | ) | [inline] |
コンストラクタ
RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::CorbaConsumer | ( | const CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar > & | x | ) | [inline] |
コピーコンストラクタ
x | コピー元 |
virtual RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::~CorbaConsumer | ( | void | ) | [inline, virtual] |
仮想デストラクタ
ObjectTypePtr RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::_ptr | ( | ) | [inline] |
ObjectType 型のオブジェクトのリファレンスを取得.
ObjectType に narrow済みのオブジェクトのリファレンスを取得する。 オブジェクトリファレンスを使用するには、setObject() でセット済みで なければならない。 オブジェクトがセットされていなければ nil オブジェクトリファレンスが 返される。
ObjectTypePtr RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::operator-> | ( | ) | [inline] |
ObjectType 型のオブジェクトのリファレンスを取得.
ObjectType に narrow済みのオブジェクトのリファレンスを取得する。 オブジェクトリファレンスを使用するには、setObject() でセット済みで なければならない。 オブジェクトがセットされていなければ nil オブジェクトリファレンスが 返される。
CorbaConsumer& RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::operator= | ( | const CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar > & | x | ) | [inline] |
代入演算子
x | 代入元 |
virtual void RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::releaseObject | ( | ) | [inline, virtual] |
CORBAオブジェクトの設定をクリアする.
設定されている CORBA オブジェクトをクリアする。 CORBAオブジェクトそのものに対しては何も操作しない。
RTC::CorbaConsumerBaseを再定義しています。
参照元 RTC::CorbaConsumer< ::OpenRTM::OutPortCdr >::releaseObject(), RTC::CorbaConsumer< ::OpenRTM::OutPortCdr >::setObject(), と RTC::CorbaConsumer< ::OpenRTM::OutPortCdr >::~CorbaConsumer().
virtual bool RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::setObject | ( | CORBA::Object_ptr | obj | ) | [inline, virtual] |
オブジェクトをセットする
ConsumerBase のオーバーライド。CORBAObject_var にオブジェクトをセット するとともに、templateパラメータの型で narrow したオブジェクトを メンバ変数に保持する。 _var 型変数を引数に渡す場合は var.in() を渡すこと。
[in] | obj | CORBA Objecct |
RTC::CorbaConsumerBaseを再定義しています。
void RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::swap | ( | CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar > & | x | ) | [inline] |
ObjectTypeVar RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::m_var [protected] |
設定された CORBA オブジェクト
参照元 RTC::CorbaConsumer< ::OpenRTM::OutPortCdr >::_ptr(), RTC::CorbaConsumer< ::OpenRTM::OutPortCdr >::operator->(), RTC::CorbaConsumer< ::OpenRTM::OutPortCdr >::releaseObject(), RTC::CorbaConsumer< ::OpenRTM::OutPortCdr >::setObject(), と RTC::CorbaConsumer< ::OpenRTM::OutPortCdr >::swap().