RT-middleware

RT ミドルウエアコンテスト 2007
http://www.openrtm.org/rt/RTMcontest/  

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募集要領:

趣旨

RTミドルウエアは、ロボットを構成する様々な要素をモジュール化し、 容易に組み合わせることができるようにするソフトウエア基盤としてのロボット用ミドルウエアです。 モジュール化技術は、他の研究者などが開発した様々なアルゴリズムやセンサモジュールを統合して システムを構築するのに適した技術です。 しかし、その普及には便利なモジュールが提供されていないと、開発者にはRTミドルウエアに対応する手間が増え、 導入に躊躇することになります。
 現在、RTミドルウエアはロボットソフトウエアの国際標準に採用される状況で、 ロボット技術を国際的にリードするためにも国内での普及が不可欠です。 そこで、ロボット技術の共有と蓄積を図るために、有益なコンポーネントを充実させるべく本コンテストを開催することにしました。 また、このコンテストを通して、これからのロボットソフトウエア開発者に不可欠なRTミドルウエアに精通する 技術者も育成できるものと期待しています。

募集作品

第1回目の本年度はシステム構築に便利なソフトウェアライ ブラ リやハードウェア要素の部品化(コンポーネント化)を対象とします。大学等の学生や企業の新人教育レベルの2か月程度のプロジェクト開発成果として、ライ ブラリや 要素機能をRTミドルウエアを使ってコンポーネント化した成果を募集します

応募資格

制限はありません。2ヶ月程度のプロジェクトとして大学生 レベルを想 定しておりますが、高専の方、企業・公設試の方、個人の趣味で取り組まれている方、どなたでも結構です。

コンテストの趣旨の普及を図る点から、ソースコードの公開をあらかじめご承諾く ださい。ソフトウエアの著作権に問題ない誓約書を提出していただきます。 市販製品、オープンソースなどのライブラリを利用するばあいは、それを明示すると ともに利用者にその入手先が分かるようにしてください。

表彰

RTシステムの技術の蓄積と共有を促進することを狙っ て優れた開発成果を表彰いたします。
  • 「計測自動制御学会RTミドルウェア賞」 (最優秀賞:副賞10万円) 1件
  • 「協賛企業等の冠賞」          (奨励賞:副賞 2万円) 若干
総合評価として一番優秀な開発成果に対して最優秀賞として「計測自動制御学会RTミドルウェア賞」を、 また、それぞれのスポンサーの視点から技術の蓄積と共有に貢献した開発成果に対して奨励賞として「○○賞」 (スポンサーの冠賞)を表彰いたします。

審査

基本的には、応募者全員に開発成果のプレゼンテーションを お願いしたいと思っておりますが、応募者多数の場合は、1次審査として提出いただいたプログラムと 資料をもとに1次審査をおこない、2次審査のプレゼンテーションしていただく方を選考させていただきます。

評価基準は、相互運用性を考えた機能のモジュール化やインタフェース設計、 ユーザマニュアルの完成度、ソフトウエア(プログラム)としての完成度、 開発成果プレゼンテーションの優劣などを総合的に判断いたします。

発表

日時:2007年12月22日(土) 午後 [開発成果プレゼンテーションと表彰式]
場所:広 島国際大学 広島キャンパス & RCC文化センター
   (SICE システムインテグレーション部門講演会会 場にて)

スケジュール

9月13日(木) 公募開始
9月28日(金) 10月31日(水) 参加登録(プロジェクト構想申込締切) [締切延長]
                    情報提供のためのメーリングリストに登録させていただきます。
11月10日(土) プログラム及び資料登録締め切り
11月20日頃  1次審査結果発表
12月22日(土) SI2007会場(広島)に て、プレゼンテーションと表彰  

申込方法

2段階の申込になっております。ご注意ください。
  1. 参加登録(構想の登録) 9月 28日 10月31日締切

    コンテストホームページの参加登録ページにて、開発モジュール名、構想(200文字程度)、 登録者情報、連絡先(住所、電話、E-mail)等を登録いただきます。登録いただいたメールアドレスは、 コンテスト参加者のメーリングリストに登録させていただき、連絡や各種の情報提供をさせていただくことを あらかじめご了承ください。

    プロジェクトを始めてみないと期限までに完成するかどうか分からないのは当然ですので、 ソフトウエア応募締め切りの11月10日に間に合わない場合はキャンセル可能ですので、気楽に応募ください。

    参加登録締め切り後の応募に ついては、応募件数によって審査に余裕がある場合に限り追加申し込みを ソフトウエア応募の締め切り(11月10日)まで受け付けることもありますが、 参加者メーリングリストによる情報提供が受けられないこと等で、不利になることをあらかじめご了承ください。

  2. ソフトウエアの応募 11月 10日締切
    コンテストホームページのソフトウエア応募ページにて、ソフトウエアのソースコード、マニュアル(説明書)、 概要原稿(A4サイズ1ページ)、開発環境、サポートホームページ情報(任意)等を登録いただきます。

    概要原稿に関しては、当日概要集として配布するとともに、紹介記事やホームページに掲載するなど 活用させていただきますので、図や写真の著作権に留意いただき、原稿の著作権の譲渡承諾書とともに 提出いただくようお願いいたします。

主催

ロボットビ ジネス推進協議会

共催

(社)計測自動制御学会 シ ステムインテグレーション部門
(独)産業技術総合研究所 知 能システム研究部門

協賛

冠賞を申し出ていただいた個人、団体、など (協賛ページ を参照ください)

お問い合わせ

応募に関すること:
RTミドルウエアコンテスト事務局   RTMcontest2007@m.aist.go.jp

冠賞のスポンサー申込に関すること:
ビジネス推進協議会事務局   RTMcontest-JARA@m.aist.go.jp

RTミドルウエアの技術的なご相談:
RTミドルウエアホームページのFAQを確認の上、RT ミドルウエアのユーザメーリングリスト[rtm-users@m.aist.go.jp :要事前登録]にお問い合わせいただき、情報の共有に御協力ください。

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