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バグ #988

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[1.0.0版検証] コンフィグパラメータの制約条件(Vol2)

匿名ユーザー さんが約15年前に追加. 14年以上前に更新.

ステータス:
終了
優先度:
通常
担当者:
対象バージョン:
-
開始日:
2009/11/19
期日:
進捗率:

100%

予定工数:

説明

制約条件の入力の仕方が分かり、また、「RTC名.conf」のコメントアウトを外すことで、
制約条件を有効化できたので、確認を行っていたところ、いくつかの不具合が出ています。
(RtSystemEditor側の操作にも影響してますが、こちらにチケット発行します。調整ください。)

(1)"Widget"に「radio」を選ぶと、"Step"の欄が入力不可となるが、これは、他のコンフィグパラメータを変更する時にも影響が残ってしてしまい、他のパラメータで例えば「Slider」を選んだ際に、"Step"を入れられない状態になる。

(2)"Step"について、「刻み幅」を入れるものと思ってましたが、Step数を入れるようですね。これは、刻み幅を入れた方がユーザビリティ的には良いのでは?(例えば大きなMin/Maxの場合は均等な刻みにするためのStep数を算出したり、割り切れない数の場合に面倒です。ユーザは「1」とか「100」とか「0.1」とかを入れたいと思います。)

(3)Builderで、「Spin」を選び、例えば「-100<x<100」という制約にし、"Step"に「100」を
入れて保存してgenerateすると、吐かれる「RTC名.conf」にSpinの刻み情報が入りません。
気づけば、入力したはずの"Step"の値が消えてます。("Slider"の時は入りますが。)どうも、Spinの時のStepの入力が反映されない。

(4)「RTC名.conf」を手修正し、例えば、"conf._widget_.aaaa: spin.100"などとして、RTCを
起動すると、コンフィグの変更において、普通のテキストBOXになりSpin機能が出てきません。
そもそも、Spinの刻みを指定が不可?

(5)Spinの場合、Stepなしのデフォルトだと、「1」ずつ刻まれるようですが、上述の「-100<x<100」
という制約に対し、負の値の方に進めません「0」より下がれません。

(6)例えば、コンフィグパラメータがDouble型だとしても、制約条件で「-100<x<100」のように
int扱いにすると、Stepを変えても、小数点単位で刻めない(Spinだと「1」ずつ)。「-100.0<x<100.0」のように変えれば、Spinの場合「0.1」ずつ、「-100.00<x<100.00」とすれば、「0.01」ずつのようだが、
ここは、やはり、制約条件の有効数字を見るのではなく、「Step数」でなく「刻み幅」としてその刻みの
有効数字で小数点判断した方がよいのでは?

(7)Slider,Splinとも、テキスト入力にて、Min/Maxを越える値を指定できるが、その際に、
赤色に入力欄がなり、強制的にApplyした時に、Min/Max値に変更される場合と、そうではなく
ランダムな値に変わることがある。エラー処理の部分があやしいかも?

(8)「Slider」において、デフォルト値が「1.0」とし、制約が「-100.0<x<100」の場合に、最初のバーの位置が「1.0」の位置にない。(表示は「1.0」なのに、実際は「-53.0」くらいの位置にあった)

(9)細かいですが、「radio」で列挙型に同一なものを入れてもエラーは出ません。このままRTCを起動すると、初期値で複数にradioが付く不具合もあります。(このあたりはエラー処理が細かいので未着手と思いますが。)

(10)制約条件については、開発者が決めるため、Builderで指定は納得ですが、"Step"については、
どちらかというとRTC利用者に依存すると思うので、Builderで指定すべなのか疑問があります。
これは、RtSystemEditorのコンフィグ変更画面にて、ユーザが指定できるようにした方がよいのでは?


ファイル

7-5.png (242 KB) 7-5.png 匿名ユーザー, 2010/01/19 18:00
8-1.png (202 KB) 8-1.png 匿名ユーザー, 2010/01/19 18:00
8-2.png (203 KB) 8-2.png 匿名ユーザー, 2010/01/19 18:00
8-3.png (203 KB) 8-3.png 匿名ユーザー, 2010/01/19 18:00
test.zip (27 KB) test.zip 匿名ユーザー, 2010/01/19 18:00
7-1.png (203 KB) 7-1.png 匿名ユーザー, 2010/01/19 18:00
7-2.png (203 KB) 7-2.png 匿名ユーザー, 2010/01/19 18:00
7-3.png (168 KB) 7-3.png 匿名ユーザー, 2010/01/19 18:00
7-4.png (202 KB) 7-4.png 匿名ユーザー, 2010/01/19 18:00

ta さんがほぼ15年前に更新

  • ステータス新規 から 担当 に変更
  • 担当者ta にセット
  • 進捗率0 から 50 に変更

(1)(3)については修正済み
(5)Eclipse3.4版にて修正(3.2版ではEclipseの制約により設定不可)
(7)(8)現象を再現できませんでした
(9)RtcBuilder側のValidationは追加

匿名ユーザー さんがほぼ15年前に更新

(7)、(8)について、SyatemEditorで再現しないということでしたが、念のため
補足情報としての現象の図と、現象が起きたサンプルRTC(C++版,Ubuntu8.04で動作確認)を
添付します。
もし、そちらの環境でもテスト出来るようであればご利用ください。

(7)について、「ランダム」という表現は間違ってました、すいません。
添付の「7-1」の図で、Sliderの「distanceLimit」の値が元々「1.0」ですが、
「200.0」を入力しようとして、「20.0」のように入力途中で既にSliderもその位置に
追従して動いてくれますが、添付の「7-2」のように「200.0」にしてみます。
このとき、Maxは「100.0」ですので、Validateでエラーとなり赤色になります。
このまま、Applyすると、「7-3」のように、現在のSliderのある位置の値「20.0」が
自動的に入るようです。

次に、添付の「7-4」のSpinの「timeLimit」というパラメータの方ですが、同様に
MAXが「100.0」なのですが、「500.0」にしてみようと「50.0」までの入力はOKですが、
0を付け足して「500.0」にしてフォーカスがずれた途端、MAX値の「100.0」に自動的に
補正されます。(添付の7-5)

ということで、MAX値の補正の場合と、Sliderの位置の自動取得という2パターンのようです。
仕様通りであれば、そのままでお願いします。

次に、(8)についてですが、今回分かりやすいように、Sliderのパラメータ「distanceLimit」を
対象として、元々「100.0」という値だった場合、「編集」ボタンで起動すると、添付8-1のような
位置にSliderがセットされます。これをスライダー両サイドの矢印ボタンで1回クリックすると、
添付8-2のように「-55.5」になります。つまり、この位置は「-55付近」であり、本来「100.0」で
あれば、添付8-3のような位置にSliderがなければならないという意味で書いていました。

やはり再現しないでしょうか?

ta さんがほぼ15年前に更新

  • 進捗率50 から 60 に変更

(4)を修正
(9)RTSystemEditor側を修正
(7)(8)再度,現象を確認中

ta さんがほぼ15年前に更新

(2)につきましては,「刻み幅」を入力する形に修正させて頂きます.(Eclipse3.4版にて修正)
(10)につきましては,コンポーネント開発者側が設定する内容とのことでした.
(7)につきましては,Linux上でスピナを利用した場合のみ再現いたしました.
(Windows版とLinux版で挙動が異なっているようです)
再度,修正内容を検討させて頂きます.
(8)につきましては,再現できませんでした.(2)の修正と合わせまして再度検証させて頂きます.

ta さんがほぼ15年前に更新

  • ステータス担当 から 解決 に変更
  • 進捗率60 から 100 に変更

(1)(2)(3)(4)(5)(6)(9)については修正させて頂きました
(10)につきましては,コンポーネント開発者側が設定する内容とのご判断でした
(7)につきましては,Min/Max値を超えた値が入力された場合には,Min/Max値を設定する形に修正させて頂きました
(8)につきましては,再現できませんでした.

n-ando さんが14年以上前に更新

  • ステータス解決 から 終了 に変更

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