OpenRTM-aist » RT System Editor

株式会社セックの 知久様<chiku@sec.co.jp>からの報告（日付: 2013年6月17日）

OpenRTP 1.1.0-RC4 64bit版にて以下のバグが発生しましたので報告いたします。

【現象】
　・RTSystemEditorにて保存したコンフィギュレーション値を復元できない場合がある。

【環境】
　・Windows 7 64bit
　・Visual Studio 2010 Professional
　・OpenRTM-aist 1.1.0 for Windows （64bit）
　・OpenRTP 1.1.0-RC4

【現象の再現】
　1. 複数のコンフィギュレーション値を持つコンポーネントを作成する。（例：int型 p0 - p9）
　2. 作成したコンポーネントを起動し、全てのコンフィギュレーション値を変更する。
　3. 変更したコンポーネント状態をSystemDiaglamの[Save as..]によって保存する。
　4. コンポーネントを再起動する。
　5. コンポーネント状態の復元を[Open and Restore...]によって行う。
　6. コンフィギュレーション値の復元結果を確認する。

【詳細】
　本現象は、連続したコンフィギュレーション値を変更し、
　SystemEditorによってコンポーネント状態を復元した場合に発生します。
　特に、変更があった値の次の復元値（XMLファイル内）を飛ばしているように見えます。

【対応策】
　現状は、以下の様な対策をとっています。
　・コンポーネントの状態を保存したXMLファイルを2回読み込む。

是非、検証・修正をお願い致します。

なお、RC3以前のバージョンに関しましても、
満足する結果を得ることができませんでした。