[openrtm-users 03342] RTMコンテスト2016作品投稿のお知らせ ZumoとRaspberry Piを用いた教育用ロボット環境

Tomohiro UMETANI umetani @ konan-u.ac.jp
2016年 12月 12日 (月) 19:47:03 JST


OpenRTM MLのみなさま

甲南大学の梅谷です.

RTミドルウェアコンテスト2016で以下の作品を投稿しましたので
遅れましたが,ご案内いたします.

作品名: ZumoとRaspberry Piを用いた教育用ロボット環境
http://www.openrtm.org/openrtm/ja/project/contest2016_04


概要
=====
・Raspberry PiやWindows PCを用いて,手のひらサイズの小型台車ロボット
 Pololu Zumo 32U4 を制御するRTコンポーネント群,および,
 RTコンポーネント群を利用したロボットハードウェアの作例からなります.

・ハードウェアの作例については,3Dプリンタ用3D CADデータ,
 回路図,スイッチによる自動起動を可能にするスクリプト群なども公開しています.

アピールポイント
=====
・入手性の高いボードコンピュータ,ロボットを使用しつつ,
 拡張性,柔軟性の高い構成を実現することで,
 教育現場(特にプロジェクト型の教育プログラム)への適用を想定しています.
 さらには,これらのコンポーネント群を用いたロボット競技会向けの
 プログラム開発を可能にしています.

・ハードウェアの製作手順,CADデータについても公開することで,
 本作品を再現できることにあります.
 また,RTShellなどRTミドルウェアの周辺環境を用いた作例を加えることで,
 Raspberry Pi を使用した「スイッチひとつで動作するロボットシステム」の
 作例を実現しています.

・本ロボットシステムのRTコンポーネントは,
 2015年のRTミドルウェアコンテストに応募した「XMLで動作する対話ロボットシステム」の
 ロボットベース部をさらに改良した,現行の小型漫才ロボットの制御に用いられています.
 https://sites.google.com/site/manzairobots/

このたび,12月10, 12日の大規模なアップデートにおきまして,

・CADデータの追加
・Raspberry Pi 3への対応拡大,
・Windows PC,Raspberry Piでの標準的なシリアル通信手段の統一
・作例の追加

など,投稿したシステムを使いやすくするためのソフトウェア,
ハードウェアの改良,公開を行いました.
また,これまでにいただきましたご質問,コメントに対応して,
プログラムの改良,さらに,様々な不具合の修正,改良を行っております.

皆様のコメントやご質問をお待ちしております.

なにとぞよろしくお願い申し上げます.

-- 
Tomohiro UMETANI
Associate Professor
Department of Intelligence and Informatics
Konan University
8-9-1 Okamoto, Higashinada, Kobe
Hyogo 658-8501, JAPAN
Phone: +81-78-435-2728, Fax: +81-78-435-2540
E-mail: umetani @ konan-u.ac.jp


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