[openrtm-users 01414] Re: インポートのバッファリングについて
s.hirai
hirai @ furo.org
2010年 9月 27日 (月) 15:09:40 JST
産総研 栗原 様
丁寧な説明、ありがとうございます。これで試してみます。また何か
ありましたらよろしくお願いします。
平井
(2010/09/27 12:02), kurihara shinji wrote:
> 千葉工業大学 平井先生
>
> お世話になっております。
> 産総研の栗原です。
>
> OpenRTM-aist-1.0では、データポートのバッファリングに関するポリシーを
> 予めコンポーネントの設定ファイルにて指定するか、または、ポート接続時に
> 指定する事が可能となりました。
> ポート接続時に指定する場合は、RTSystemEditorの接続設定ダイアログで
> 指定する事が可能です。
> # 以下の資料の8枚めのスライドに説明がございます。
> # http://www.openrtm.org/OpenRTM-aist/download/resume/100614/100614-03.pdf
> #
> ※ Windows環境にOpenRTM-aist-1.0.0をインストーラを用いてインストール
> した場合、RTSystemEditorもインストールされますが、こちらでインス
> トールされたRTSystemEditorではポート接続時にバッファリングポリシー
> を指定する事はできません。
> 以下より、全部入りパッケージをダウンロードしてご使用願います。
> http://www.openrtm.org/openrtm/ja/node/941
>
> インポート側のバッファをリングバッファではなく、シングルバッファと
> したい場合は、コンポーネント用設定ファイルもしくは、ポート接続時に
> インポート側のバッファのサイズ(length)を1 として下さい。
>
> なお、コンポーネントの設定ファイルは、以下のようにrtc.confにて記述する
> 必要がございます。
>
> // rtc.conf
> corba.nameservers: localhost
> naming.formats: %n.rtc
>
> example.Sample.config_file: component.conf // 設定ファイルの指定
> # [カテゴリ名].[コンポーネント名].config_file: 設定ファイル名
>
> 以下は、コンポーネントの設定ファイルでのバッファリングポリシーの設定
> 方法です。
> 基本的には、port.[inport or outport].[ポート名].[ポリシー]となります。
>
> // component.conf
> # InPort name is "in". OutPort name is "out".
> # The length of inport’s buffer. default length is 8.
> port.inport.in.buffer.length: 1
>
> # The policy about reading in a buffer empty state.
> # policy: readback(default), do_nothing, block
> port.inport.in.buffer.read.empty_policy: block
>
>
> 以上、宜しくお願い致します。
>
>
>
> On Fri, 24 Sep 2010 21:51:07 +0900
> "s.hirai"<hirai @ furo.org> wrote:
>
>> 千葉工業大学の平井です。
>>
>> インポートのバッファリングの使い方について、よくわからないところがあるの
>> で教えてください。
>>
>> Open-RTM-aist1.0では、インポートのデータはリングバッファに入るとなってい
>> るようですが、単純に最新のデータ(最後)のデータさえあれば良いような場
>> 合、いきなり最新(最後に受けっとった)データをもらう方法はないのでしょうか。
>>
>> あるいは、インポートのサブクラスで、リングバッファでなく、単純なシングル
>> バッファ(?)とかLIFOのようなものはないのでしょうか。
>>
>> 素人質問ですみませんが、よろしくお願いします。
>>
>
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