[openrtm-users 00735] Re: コンポーネントの複数起動に関して
Takashi Suehiro
t.suehiro @ aist.go.jp
2009年 1月 14日 (水) 15:31:06 JST
菅様、
産総研 末廣です。
問題点のご説明ありがとうございました。
ただコンポーネントの命名規則はアプリケーションに
依存する部分が大きいように思います。
たとえばRTルームのようなものを考えたときには、
Room0/light0.rtc, Room0/light1.rtc, Room0/light2.rtc,
Room0/aircon0.rtc,
Room1/light0.rtc, Room1/ight2.rtc,
Room2/aircon0.rtc
などとかしたいでしょうし、
多数のセンサがばらまかれた自己組織化まで考えたような
分散協調システムの場合は場当たりな連番で名前がつけられれば
良いかもしれません。
ということで私の個人的な意見としては、
Yuki Suga さんは書きました:
>
> この変更は容易でしたが,このような名前付けサービスに関する実装は
> RTミドルウェアのコアな部分(RTM本体か,CORBAか)で実装されるべきと考えて
> メールを差し上げました.
このような名前付けサービスはRTミドルウェアのコアな部分ではなく
アプリケーション用のツール、アプリケーション用のミドルウェアで
吸収したほうが良いのではないかと思います。
> rtc.confを容易したり,コンソールからコマンドラインで起動したり,
> そう難しいことではないですし,
> おそらく卒業論文の今の時期はこういった場当たり的な方法で解決します.
コンソールからコマンドラインで起動するというのはそれほど
場当たり的ではないと思います。大変ならばコマンドスクリプトや
pythonスクリプトなどを用いて自動化することも可能だと思います。
最終的にアプリケーションのフレームワークが明確になったなら
それにあわせたツールを作るというのが良いのではないでしょうか。
> しかし,今後,よりユーザや開発者の負担を軽減できる仕組みとして,
> 自動的な名前解決機能の実装が必要と考えています.
いろいろなアプリケーションで利用できる自動的な名前解決機能を
サポートしようとすると、そのような名前解決ルール記述を定めて
それを解釈し動作するようなものを実装することになります。
それは新たなスクリプト言語を開発するのと同じことになる
のではないでしょうか。
それよりは、その部分は既存のスクリプト言語にお任せするのが
良いと思います。
いかがでしょうか。
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Takashi Suehiro, Principal Research Scientist, Intelligent Systems
Research Institute, AIST
Tel: +81-29-861-5964 Fax: +81-29-861-5989 E-mail: t.suehiro @ aist.go.jp
1-1-1 Umezono, Tsukuba, Ibaraki 3058568, Japan
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