[openrtm-staff:1120] 10/31の作業報告（河内）

[河内のぶ]

安藤様

河内です

本日の作業内容をお知らせします。
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■OpenRTM-aist 1.2.0版インストーラ更新 10/31版
http://staging.openrtm.org/pub/Windows/OpenRTM-aist/1.2.0/

・Python : rtcprof_python.batの修正を反映

■Python3.6+omniORBソースビルド
・omniORBpyソースビルドが目的なので、ノードはwindows10-vc2017を指定
50_omniORB_py3_build_win32

▼oidlwrapper.exeの実行でエラーになっている件の調査
・ジョブのログを参考にして、Python2.7とPython3.6でビルドしたそれぞれの
　workspace環境を作業ディレクトリへコピー
・手動でoidlwrapper.exeを実行し、Python2.7はOK,Python3.6がエラーとなる
　ことを確認。出力結果はジョブのログと同じで、新しい情報は得られず。

・自分のVM環境（Windows10+vc2017）でビルドしてみたらOK!!
・JenkinsのVM環境と何が違うのか？　
・Cygwinのバージョンをuname -aで調べ比較したところ、
　Jenkins VM :2.7.0(0.306/5/3) 2017-02-12 13:18 x86_64 Cygwin
　河内VM     :2.8.2(0.313/5/3) 2017-07-12 10:58 x86_64 Cygwin

・最新版はというと2.9.0だったので、これをJenkins VM環境でインストール
　するも、エラーは改善せず

・となると、vc2017のバージョンが原因かもしれない。Jenkins環境はvc2017
　リリース直後にインストールした環境なので、MSVC_VERSIONが1910.
　私のvc2017はアップデート版なのでMSVC_VERSIONが1911.
　Jenkins環境のvc2017を更新後に改めてビルド動作を確認する予定。


■OpenRTM-aist1.2.0インストーラ 10/31版の動作確認
・片見さんからお知らせいただいた「Start Python RTC daemon」の動作確認
・結果として全てRTSE上のmanagerプロパティで表示されなかった
・このテストの前、10/27版の32bitだけをインストールしていた環境では
　プロパティに表示されていた
・もう一度、10/27版をインストールしての動作を明日確認する予定

◎10/31版は32bit,64bit版両方をインストールし、切り替えての動作確認を
　行った
・OpenRTM-aistは32bit版→64bit版の順序で両方インストール

▼確認１
・VCVerChangerで32bit版利用にする
・Python2.7のパスも32bit版の方が先に設定されていることを確認
・C:\Python27\rtc.confへ以下を追記
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manager.modules.load_path:C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\\1.2.0\\Components\\Java\\RTMExamples\\SimpleIO,C:\\C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\\1.2.0\\Components\\Python\\Examples\\SimpleIO
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・スタートメニューはx86版とx86_64版の２つインストールされているので
x86の方の「Start Python RTC daemon」を実行するも、32bit版RTSE上、
managerのProperteisに何も表示されない

　⇒OpenRTM-aistの10/27の32bit版だけをインストールしている環境では、
　　ConsoleIn.py,ConsleOut.py,ConsoleIn.class,ConsleOut.classの４つ
　　全てが表示されていた
　⇒この時、コントロールパネルに表示されていたインストール日が10/27
    だったので、OpenRTM-aist-1.2.0-RELEASE_x86_1027-test.msiでは
　　OKだったことになる

　⇒今日確認した１から３が全てRTSEに表示されないという同じ問題だった
　　ので、再度、10/27版だけをインストールした動作を試したい。

・この表示されない環境で、片見さんに教えて頂いたコマンドでの動作確認。
　RTSEに表示されない以外はOKそう。

>where rtcprof_python
C:\Python27\rtcprof_python.bat
>where rtcprof_java
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\vc141\rtcprof_java.bat

>rtcprof_python "C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\Components\Python\Examples\SimpleIO\ConsoleIn.py"
implementation_id:ConsoleIn
type_name:ConsoleIn
description:Console input component
version:1.0
vendor:Shinji Kurihara
category:example
activity_type:DataFlowComponent
max_instance:10
language:Python
lang_type:script

★この環境はVCVerChangerで32bit版に切り替えた直後。パスとしては問題
　無いとの判断だが、一応OSを再起動後に上記の確認を行ってみる。
　⇒再起動しても改善せず

▼確認２
・１に続けての確認。VCVerChangerで64bit版利用に切り替える
・Python2.7のパスも64bit版の方が先に設定されていることを確認
・C:\Python27_x64\rtc.confへも32bit版と同様の内容を追記する
　（パスは64bit用に変更している）
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manager.modules.load_path:C:\Program Files\OpenRTM-aist\\1.2.0\\Components\\Java\\RTMExamples\\SimpleIO,C:\\C:\Program Files\OpenRTM-aist\\1.2.0\\Components\\Python\\Examples\\SimpleIO
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★32bit版と同様にRTSE上、managerのProperteisに何も表示されない

>where rtcprof_python
C:\Python27_x64\rtcprof_python.bat

>where rtcprof_java
C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\vc141\rtcprof_java.bat

>rtcprof_python "C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.2.0\Components\Python\Examples\SimpleIO\ConsoleIn.py"
implementation_id:ConsoleIn
type_name:ConsoleIn
description:Console input component
version:1.0
vendor:Shinji Kurihara
category:example
activity_type:DataFlowComponent
max_instance:10
language:Python
lang_type:script

▼確認３
・２に続けてOpenRTM-aist 64bit版をアンインストールし、32bit版だけが
　インストールされている状態にする
・１と同じ確認作業を行う
・１の結果と全く同じ

以上です。

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河内　のぶ　　n.kawauchi ＠ aist.go.jp
産業技術総合研究所　ロボットイノベーション研究センター
ロボットソフトウエアプラットフォーム研究チーム
テクニカルスタッフ