[openrtm-staff:1288] 11/28の作業報告(河内)
河内のぶ
n.kawauchi @ aist.go.jp
2017年 11月 28日 (火) 19:23:55 JST
安藤様
河内です
本日の作業内容をお知らせします。
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■staging環境のLinuxパッケージ更新
・最新ソースで作り直す(c++/openrtpはtrunk, python/javaはbranches)
・javaは片見さんの修正をbranchesへマージしましたが、下記のトラブルにて
staging環境へは反映しておりません。
⇒★Javaは本日午前中のコミット内容ですので、ご注意を。
Java以外は最新のLinuxパッケージをインストール可能です。
・ubuntu1404-64環境で空きディスク容量が無くなったため、
このノードで実行していたPythonとJavaのCoverityScanジョブを他ノードへ
移した。(詳細は後述のトラブル1にて)
・fedora26-64環境でも空きディスク容量が少なくなったためノードが
オフラインになってしまう。
(詳細は後述のトラブル2にて)
■staging環境のWindowsマージモジュール更新
・マージモジュールは作成しましたが、インストーラmsiの生成はまだです!
・Windows8-vc2015の環境が調子悪い
・起動直後は調子いいのだが、時間が経つほどに悪くなる印象
・特にC++ 32bitビルドは、起動してしばらくして実行すると、ほぼ100%に
近い確率でビルドエラー1個が発生する
・ちょっと前までは、VM環境上のjenkinsワークスペースの同じ場所で手動で
実行すれば通っていた。こうすればこのビルド結果を使うジョブを通常通り
の手順で実行できた。(ワークスペースに手動ビルドの結果が残るので)
・しかし、本日は色々作業をしていて、最後に64bit用のmsmをアップロード
最中におかしくなった。1つ目のmsmアップロード後、いつまで経っても
ジョブが終わらない。ブラウザからワークスペースを確認したら、
「ワークスペースが存在しません」とのこと! これはワークスペースを
クリアした時と同じ見え方。
でも原因は、VM側との接続が切れたため。VM側にはワークスペースは残って
おり、起動し直すとブラウザからまた見えるようになる。この時、OS再起動
ではあまり改善しない。一度シャットダウンし、しばらくしてから起動した
方が調子いい。
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<<トラブル1>>
・Ubuntu14.04 64bit環境でディスクの空き容量が足りずジョブが失敗
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openrtm @ ubuntu1404-64:/tmp/workspace$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
udev 991M 4.0K 991M 1% /dev
tmpfs 201M 944K 200M 1% /run
/dev/sda1 15G 14G 232K 100% /
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⇒・C++,Python,Javaの各CoverityScanジョブがここに集中していることが
ディスク圧迫要因と思われたので、分散した
・VM環境のHDDディスクは16GBで作成されている
・Ubuntuの場合、LTSのバージョンは32GBで作成してもらえると使いやすい
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$ cd /tmp/workspace
$ du -sh ./*
2.2G ./00_openrtm-cxx-trunk-static-analysis-CoverityScan
1.9G ./01_openrtm-python-trunk-static-analysis-CoverityScan
2.4G ./02_openrtm-java-trunk-static-analysis-CoverityScan
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※Coverity Scanは同じ64bit環境を選択した
※このジョブ実行に必要な設定があるのでしょうか。分からないので対応
しておりません。ジョブの実行ノードのみ変更させて頂きました。
合わせて、Ubuntu1404-64上のジョブのワークスペースは削除しました。
▼Pythonは、Ubuntu16.04-64へ移動。
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openrtm @ ubuntu1604-64:~$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
udev 2.0G 0 2.0G 0% /dev
tmpfs 396M 5.8M 390M 2% /run
/dev/sda1 15G 6.4G 7.6G 46% /
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▼Javaは、Ubuntu17.04-64へ移動。
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openrtm @ ubuntu1704-64:~$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
udev 2.0G 0 2.0G 0% /dev
tmpfs 395M 5.9M 390M 2% /run
/dev/sda1 16G 5.8G 9.1G 39% /
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<<トラブル2>>
・fedora26-64は、今年の8月にも同じ状況になったが、この時はメモリも
64bit版の方は32bit版の半分の2GBしかなく、こちらの拡張は稲葉さんが
作業してくれた
・今日の現象は、c++,python,java,openrtpのパッケージを一気に作成した
ことで足りなくなったとの理解。スレーブの設定で、ジョブの
ワークスペースが作られる「リモートFSルート」を/tmpと指定している。
/tmpはデフォルトだと2GB程度しか確保されないものなのか?
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[openrtm @ fedora26-64 ~]$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/mapper/fedora_fedora26--64-root 14G 5.9G 6.7G 47% /
tmpfs 2.0G 1.5G 500M 75% /tmp
→/tmpの空き容量0.5GBを切ったのでJenkinsによりノードがオフラインに
された
[openrtm @ fedora26-64 ~]$ du -sh /tmp/workspace/*
514M /tmp/workspace/20_openrtm-cxx-build-linux-package
100M /tmp/workspace/20_openrtm-java-build-linux-package
86M /tmp/workspace/20_openrtm-python-build-linux-package
777M /tmp/workspace/20_openrtp-build-linux-package
・「リモートFSルート」は存在しないディレクトリを指定しても勝手に
作ってくれるらしいので、/ の下に余力があるので、
「/jenkins-slave」と指定してみた。fedora側で/etc/jenkins.shを
叩いた後にジョブを実行してみたが、やはりワークスペースは
/tmp/workspaceを利用していたので、設定も/tmpへ戻しておいた。
明日は作業できないので。。。
<<トラブル3>>
・debian70 32bit環境でc++用のdebパッケージを作成できない
・前回実行時までは問題なかったのに・・・?? ということで、
update, upgradeを実行しても改善せず
・ジョブ実行で下記メッセージが出ていた
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dpkg-checkbuilddeps: Unmet build dependencies: libomniorb4-dev
dpkg-buildpackage: warning: build dependencies/conflicts unsatisfied; aborting
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・確認すると、確かにlibomniorb4-devがインストールされていない!?
$ dpkg -l | grep omniorb
ii libomniorb4-1 4.1.6-2
ii omniorb-nameserver 4.1.6-2
ii python-omniorb 3.6-1
・インストールすることでエラーは改善した
以上です。
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河内 のぶ n.kawauchi @ aist.go.jp
産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター
ロボットソフトウエアプラットフォーム研究チーム
テクニカルスタッフ
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