[openrtm-staff:1237] 11/20の作業報告(河内)

河内のぶ n.kawauchi @ aist.go.jp
2017年 11月 20日 (月) 18:48:56 JST


安藤様

河内です

本日の作業内容をお知らせします。
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■ミーティング
■OpenRTM-aist-Python 1.1.2-1 Linuxパッケージ作成
・まっさらなubuntu16.04環境でのインストール動作確認
$ sudo sh pkg_install_ubuntu.sh -l python --yes
$ dpkg -l | grep openrtm
ii  openrtm-aist-python                        1.1.2-1
ii  openrtm-aist-python-doc                    1.1.2-1
ii  openrtm-aist-python-example                1.1.2-1

・debian用リポジトリデータベースも更新済み
・raspbian用は未対応 →稲葉さんにお願いする予定

・fedora用はrpmパッケージは作成できているが、パッケージリポジトリへは
 アップロードできていない
⇒・理由は、1.1.2版のPythonは32bitアーキテクチャをi386としているが
  1.2.0以降はi686としている。Jenkinsジョブの設定もi686に変更している
  ため、ジョブ設定を変えないとアップロードできない。
 ・fedoraは元々1.1.2版をリリースしていなかったので、今回も対応から
  外すことを安藤さんに確認した

▼rpmパッケージ命名についての確認
・命名規則
(パッケージ名)-(バージョン)-(リリース番号).(アーキテクチャ).rpm

・OpenRTM-aistは、specファイル中のchangelog sectionで下記のように定義
しており、生成されるファイル名は次のようになる
OpenRTM-aist-1.1.2-0.fc26.i686.rpm
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* Wed Nov 16 2016 Noriaki Ando <n-ando @ aist.go.jp> - 1.2.0-0._distname
- The 1.2.0 release of OpenRTM-aist.
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・OpenRTM-aist-Pythonはリリース番号の部分を「RELEASE」と指定している
OpenRTM-aist-Python-1.1.2-RELEASE0.fc26.i386.rpm
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* Tue Feb 23 2016  <n-ando @ aist.go.jp> 1.1.2
- 1.1.2-RELEASE
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・fedroa26環境でインストール済みパッケージ名を見てみると、ほとんどの
 リリース番号は数字のみとなっている。文字列を含むものもあるが、それも
 先頭は数字になっている。($ dnf list installed で確認)
bind-libs.i686                          32:9.11.1-1.P1.fc26
python3-iscsi-initiator-utils.i686   6.2.0.874-3.git86e8892.fc26

・この結果から、OpenRTM-aist-PythonもC++と同様にリリース番号の定義を
「1.2.0-0._distname」の形式にし、今回のようなパッケージバージョンの
更新時は、「1.2.0-1._distname」のように対応するようにしたい。

■OpenRTM-aist 1.2.0版 msi更新のためのビルド作業
・C++ trunkソースが更新されたので、C++のマージモジュールを作り直すため
 Jenkinsジョブを実行しているが、vc2015の32bit環境がどうしてもビルドに
 失敗する

・以前はビルド失敗後、直接VM環境にログインして実行すれば成功していたが
 最近はこれも失敗することが多くなっている。

・そういえば何も設定を変更せず、次の日Jenkins環境を立ち上げた直後は
 成功することを確認しているので、VM環境を再起動直後にジョブを実行した
 ところ、OKだった。当面はこの手順で対応していく予定。

・32bit版はこのように不安定でも64bit版のビルドはたいていは成功している。

※明日の予定
・現在、C++ trunkソース(17:57更新の最新版)を使ってWindows向けの
 マージモジュールをビルド中
・これを使い、1.2.0版msiを更新する
  →・Pythonだけ、Javaだけをカスタムセットアップした環境で
    ネームサーバが起動できるように対応した

・C++ trunkソースは、src/ext以下の拡張モジュールを含めるように対応中。
・以下の修正を加える予定
 ・logical_timeをWindows環境でidlcompileできるようにする
 ・拡張モジュールがLinuxパッケージ(deb/rpm)に含まれるようにする
 ・Windows用インストーラに含めるようにする修正はtrunkソースには関係
  しない(マージモジュール作成スクリプトで対応するため)

以上です。

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河内 のぶ  n.kawauchi @ aist.go.jp
産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター
ロボットソフトウエアプラットフォーム研究チーム
テクニカルスタッフ



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