[openrtm-staff:1156] 11/7の作業報告(河内)

河内のぶ n.kawauchi @ aist.go.jp
2017年 11月 7日 (火) 19:17:42 JST


安藤様

河内です

本日の作業内容をお知らせします。
------------
※Jenkinsのビルド環境は、Python2.7と3.6.3の共存を避けたいです。
 情報棟サーバ室のbladeは現在使っていないので、こちらに新しくwindows10
  環境を構築できればと考えています。
 D棟のラックマウントサーバも、1つのラックにWindows環境3つ乗せると
 ビルド時間が延びることを確認しているので、避けたいためです。

■OpenRTM-aist 1.2.0 インストーラ更新 11/7版
http://staging.openrtm.org/pub/Windows/OpenRTM-aist/1.2.0/

・rtcd_python.exeとrtcprof_python.exeが追加されている
・宮本くんがcmakeからビルドできるように整えてくれました。よって
  py2exeは使っておりません。


■OpenRTPの動作確認
・trunkソースでWindows用全部入りパッケージを作成し、サービスポートを
 持つRTC作成動作を確認する(myImageCalibration)
  eclipse442-openrtp120v20171106-ja-win32.zip

・コード生成時下記のメッセージダイアログが表示される
-----
IDL Error
Warning:Included IDL [tao/orb.idl] not found. Generated code might be
incompete. Continue?
-----
⇒「はい」を選択するとコードが生成される

★Linux向けリリース作業予定
・trunkからtags/RELEASE_1_2_0を作成
・tagsソースでdeb/rpmパッケージを明日作成予定

■Python3.6.3+omniORBのソースビルド
・前回、32bit Pythonはビルドできたので、64bitでの動作を確認する
・自分のVM環境(Windows10+vc2017)でビルドOK
・batで下記パスを指定
-----
set PYTHON_DIR=/cygdrive/c/Python36_x64
set PYTHONPATH=/cygdrive/c/Python36_x64/Lib
-----

・今回の確認で下記エラー3つのdllに対して出たが、dllは生成されている
-----
mt.exe : general error c101008d: Failed to write the updated manifest 
  to the resource of file "shared/COSDynamic422_vc141_rt.dll". 
-----
・同様のエラーが下記の2つでも
shared/omnithread40_vc141_rt.dll
shareddebug/omnithread40_vc141_rtd.dll

▼Jenkinsジョブでのビルド確認
・64bit版Pythonでは「Naming.hh」が生成されていないことが直接の原因。
しかし、唯一「distdate.hh」は生成されている

・32bit版Pythonでは問題なくビルドできている。
・Pythonのインストール順序がたぶん32bit版が先だったと思うので、
 32bitの方に関連付けられているのかもしれない
・この環境はPython2.7もインストールされている

⇒だが、私のVM環境ではどちらもビルドOK

■debian, raspbianの一括インストールスクリプトの修正
・パッケージリポジトリにGPG署名をしたことに対応して、
 一括インストールスクリプトに公開鍵登録処理を追加した
    pkg_install_debian.sh
    pkg_install_raspbian.sh

・下記チケットに対する作業(対応を忘れてました。。。)
http://redmine.openrtm.org/issues/4221

以上です。

---------------------------------------------------
河内 のぶ  n.kawauchi @ aist.go.jp
産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター
ロボットソフトウエアプラットフォーム研究チーム
テクニカルスタッフ



More information about the openrtm-staff mailing list