[openrtm-staff:1380] 12/26の作業報告（河内）

[河内のぶ]

安藤様

河内です

本日の作業内容をお知らせします。
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■ミーティング
・確認したこと
・Python3に対応したOpenRTM-aist 1.2.0版のWindowsインストーラについて
・ユーザのPython環境に合わせてインストールするようにする
・インストーラ画面で、Pythonバージョンを選択しない

⇒・OpenRTM-aist-Pythonのruntimeマージモジュールのインストールのこと
　・レジストリのPython InstallPathが設定されていればインストールする
　・ユーザがPython2.7と3.6の両方をインストールしていれば、両方の
　　ディレクトリにomniidl.exe等がコピーされる

⇒・OpenRTM-aist-Pythonのexsamplesマージモジュールは、ソースの対応次第
　・サンプルRTCソースがPython2と3の両方に対応して動く場合は、exsamples
　　マージモジュールは、2.7と3.6のどちらの環境で作られたものでもよい。
　　omniORBpyのソースビルド時、Python2.7と3.6の両方の環境で、同じ
　　バージョンのomniORBpy(4.2.2）を使っているから。

■OpenRTM-aist-Pythonのソースビルドについて
・Jenkinsジョブではubuntu1604-64環境でビルドしている
・ビルドジョブ実行時、Python3を意識していないので、setup.py sdistでは
　Python2に対応したexamplesディレクトリがOpenRTM-aist-Python.zipに
　含まれ、これを利用してマージモジュールを作成している

⇒・宮本くんが対応してくれたので、このソースからmsmを作成する予定

■OpenRTM-aist-Pythonのマージモジュール作成について
・現在のリポジトリにコミットしているスクリプトを使うと、以下のmsmを
　生成できる

openrtm_py120_runtime_27_x86.msm
openrtm_py120_runtime_27_x86_64.msm
openrtm_py120_examples_27_x86.msm
openrtm_py120_examples_27_x86_64.msm
openrtm_py120_runtime_36_x86.msm
openrtm_py120_runtime_36_x86_64.msm
openrtm_py120_examples_36_x86.msm
openrtm_py120_examples_36_x86_64.msm

・Python3.6のruntimeは、インストール先がHKCU, HKLMと２か所あるので
　別々のGUIDで生成する必要がある。このため、以下とする。

openrtm_py120_runtime_36_x86.msm
openrtm_py120_runtime_36_x86_64.msm
　　　↓
openrtm_py120_runtime_36_HKCU_x86.msm
openrtm_py120_runtime_36_HKLM_x86.msm
openrtm_py120_runtime_36_HKCU_x86_64.msm
openrtm_py120_runtime_36_HKLM_x86_64.msm

・スクリプトはコミット済み
・修正内容は下記チケットに追記
http://redmine.openrtm.org/issues/4216

・修正後のスクリプトを使い、ローカル環境でmsmを生成

■Python3に対応したOpenRTM-aistインストーラを生成
・ローカル環境で作成したPython用マージモジュールを加えてmsiを生成
・Pythonバージョンを選択する画面を外し、レジストリから取得したPythonの
　InstallPathにファイルがコピーされる動作を確認する
　（インストール後の起動動作確認は行っていません）

・Python2.7のみインストールしている環境　・・・OK
・Python3.6のみインストールしている環境　・・・OK
　（HKLMのInstallPathに登録されている）
　（インストール先 c:\python36）

以上です。

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河内　のぶ　　n.kawauchi ＠ aist.go.jp
産業技術総合研究所　ロボットイノベーション研究センター
ロボットソフトウエアプラットフォーム研究チーム
テクニカルスタッフ