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OpenRTM-aist 2.0.2
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オブジェクトリファレンスを保持するプレースホルダテンプレートクラス [詳解]
#include <CorbaConsumer.h>


公開メンバ関数 | |
| CorbaConsumer () | |
| コンストラクタ | |
| CorbaConsumer (const CorbaConsumer &x) | |
| コピーコンストラクタ | |
| CorbaConsumer & | operator= (const CorbaConsumer &x) |
| 代入演算子 | |
| void | swap (CorbaConsumer &x) |
| ~CorbaConsumer () override | |
| 仮想デストラクタ | |
| bool | setObject (CORBA::Object_ptr obj) override |
| オブジェクトをセットする | |
| ObjectTypePtr | _ptr () |
| ObjectType 型のオブジェクトのリファレンスを取得 | |
| ObjectTypePtr | operator-> () |
| ObjectType 型のオブジェクトのリファレンスを取得 | |
| void | releaseObject () override |
| CORBAオブジェクトの設定をクリアする | |
基底クラス RTC::CorbaConsumerBase に属する継承公開メンバ関数 | |
| CorbaConsumerBase ()=default | |
| コンストラクタ | |
| CorbaConsumerBase (const CorbaConsumerBase &x) | |
| コピーコンストラクタ | |
| CorbaConsumerBase & | operator= (const CorbaConsumerBase &x) |
| 代入演算子 | |
| void | swap (CorbaConsumerBase &x) |
| swap関数 | |
| virtual | ~CorbaConsumerBase () |
| 仮想デストラクタ | |
| virtual CORBA::Object_ptr | getObject () |
| CORBAオブジェクトを取得する | |
限定公開変数類 | |
| ObjectTypeVar | m_var |
| 設定された CORBA オブジェクト | |
基底クラス RTC::CorbaConsumerBase に属する継承限定公開変数類 | |
| CORBA::Object_var | m_objref |
| 設定された CORBA オブジェクト | |
オブジェクトリファレンスを保持するプレースホルダテンプレートクラス
テンプレート引数で与えられた型のCORBAオブジェクトを保持する。 オブジェクトがセットされたときに、与えられた型で narrow されるので、 _ptr() で取得するリファレンスは、narrow 済みのリファレンスである。 内部的な使用のために、_ptr 型, _var型も同時にテンプレート引数として 与える必要がある。(下記注意事項参照)
注意: ObjectTypePtr = ObjectType::_ptr_type としているか、 _ptr_type は標準では規定されていない。 ただし、omniORB, TAO, MICO では、プロキシクラス内部で、 Type_ptr 型を _ptr_type に typedef しているので、 テンプレートの第2引数を指定しなくてもコンパイルは通る。
| ObjectType | このホルダが保持するオブジェクトの型 |
| ObjectTypePtr | このホルダが保持する _ptr 型 |
| ObjectTypeVar | このホルダが保持する _var 型 |
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default |
コンストラクタ
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inline |
コピーコンストラクタ
| x | コピー元 |
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inlineoverride |
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inline |
ObjectType 型のオブジェクトのリファレンスを取得
ObjectType に narrow済みのオブジェクトのリファレンスを取得する。 オブジェクトリファレンスを使用するには、setObject() でセット済みで なければならない。 オブジェクトがセットされていなければ nil オブジェクトリファレンスが 返される。
参照先 RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::m_var.
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inline |
ObjectType 型のオブジェクトのリファレンスを取得
ObjectType に narrow済みのオブジェクトのリファレンスを取得する。 オブジェクトリファレンスを使用するには、setObject() でセット済みで なければならない。 オブジェクトがセットされていなければ nil オブジェクトリファレンスが 返される。
参照先 RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::m_var.
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inline |
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inlineoverridevirtual |
CORBAオブジェクトの設定をクリアする
設定されている CORBA オブジェクトをクリアする。 CORBAオブジェクトそのものに対しては何も操作しない。
RTC::CorbaConsumerBaseを再実装しています。
参照先 RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::m_var, RTC::CorbaConsumerBase::releaseObject().
参照元 RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::setObject(), RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::~CorbaConsumer().
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inlineoverridevirtual |
オブジェクトをセットする
ConsumerBase のオーバーライド。CORBA::Object_var にオブジェクトをセット するとともに、templateパラメータの型で narrow したオブジェクトを メンバ変数に保持する。 _var 型変数を引数に渡す場合は var.in() を渡すこと。
| [in] | obj | CORBA Objecct |
RTC::CorbaConsumerBaseを再実装しています。
RTC::InPortSHMConsumer, RTC::OutPortSHMConsumerで再実装されています。
参照先 RTC::CorbaConsumerBase::m_objref, RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::m_var, RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::releaseObject(), RTC::CorbaConsumerBase::setObject().
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inline |
|
protected |
設定された CORBA オブジェクト
参照元 RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::_ptr(), RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::operator->(), RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::releaseObject(), RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::setObject(), RTC::CorbaConsumer< ObjectType, ObjectTypePtr, ObjectTypeVar >::swap().