クラス RTC::OutPortPullConnector

OutPortPullConnector クラス. [詳細]

#include <OutPortPullConnector.h>

RTC::OutPortPullConnectorに対する継承グラフ
RTC::OutPortConnector RTC::ConnectorBase RTC::DataPortStatus

すべてのメンバ一覧

Public メソッド

DATAPORTSTATUS_ENUM OutPortPullConnector (ConnectorInfo info, OutPortProvider *provider, ConnectorListeners &listeners, CdrBufferBase *buffer=0)
 コンストラクタ
virtual ~OutPortPullConnector ()
 デストラクタ
virtual ReturnCode write (const cdrMemoryStream &data)
 データの書き込み
virtual ReturnCode disconnect ()
 接続解除
virtual CdrBufferBasegetBuffer ()
 Buffer を取得する.
virtual void activate ()
 アクティブ化
virtual void deactivate ()
 非アクティブ化
CdrBufferBasecreateBuffer (ConnectorInfo &info)
 Bufferの生成.
void onConnect ()
 接続確立時にコールバックを呼ぶ
void onDisconnect ()
 接続切断時にコールバックを呼ぶ

Protected 変数

OutPortProviderm_provider
 OutPortProvider へのポインタ.
ConnectorListenersm_listeners
 ConnectorListenrs への参照.
CdrBufferBasem_buffer
 Buffer へのポインタ.

説明

OutPortPullConnector クラス.

OutPort の pull 型データフローのための Connector クラス。このオブ ジェクトは、接続時に dataflow_type に pull が指定された場合、 OutPort によって生成・所有され、InPortPullConnector と対になって、 データポートの pull 型のデータフローを実現する。一つの接続に対して、 一つのデータストリームを提供する唯一の Connector が対応する。 Connector は 接続時に生成される UUID 形式の ID により区別される。

OutPortPullConnector は以下の三つのオブジェクトを所有し管理する。

OutPort に書き込まれたデータは OutPortPullConnector::write() に渡 され Buffer に書き込まれる。InPortPullConnector が OutPortPullConnector からデータを読み出すことで InPort にデータが 転送される。

から:
1.0.0

コンストラクタとデストラクタ

DATAPORTSTATUS_ENUM RTC::OutPortPullConnector::OutPortPullConnector ( ConnectorInfo  info,
OutPortProvider provider,
ConnectorListeners listeners,
CdrBufferBase buffer = 0 
)

コンストラクタ

OutPortPullConnector のコンストラクタはオブジェクト生成時に下記 を引数にとる。ConnectorInfo は接続情報を含み、この情報に従いバッ ファ等を生成する。OutPort インターフェースのプロバイダオブジェク トへのポインタを取り、所有権を持つので、OutPortPullConnector は OutPortProvider の解体責任を持つ。各種イベントに対するコールバッ ク機構を提供する ConnectorListeners を持ち、適切なタイミングでコー ルバックを呼び出す。データバッファがもし OutPortBase から提供さ れる場合はそのポインタを取る。

引数:
info ConnectorInfo
provider OutPortProvider
listeners ConnectorListeners 型のリスナオブジェクトリスト
buffer CdrBufferBase 型のバッファ
virtual RTC::OutPortPullConnector::~OutPortPullConnector (  )  [virtual]

デストラクタ

disconnect() が呼ばれ、provider, buffer が解体・削除される。


関数

virtual void RTC::OutPortPullConnector::activate (  )  [inline, virtual]

アクティブ化

このコネクタをアクティブ化する

RTC::ConnectorBaseを実装しています。

CdrBufferBase* RTC::OutPortPullConnector::createBuffer ( ConnectorInfo info  ) 

Bufferの生成.

virtual void RTC::OutPortPullConnector::deactivate (  )  [inline, virtual]

非アクティブ化

このコネクタを非アクティブ化する

RTC::ConnectorBaseを実装しています。

virtual ReturnCode RTC::OutPortPullConnector::disconnect (  )  [virtual]

接続解除

consumer, publisher, buffer が解体・削除される。

RTC::OutPortConnectorを実装しています。

virtual CdrBufferBase* RTC::OutPortPullConnector::getBuffer (  )  [virtual]

Buffer を取得する.

Connector が保持している Buffer を返す

RTC::OutPortConnectorを実装しています。

void RTC::OutPortPullConnector::onConnect (  ) 

接続確立時にコールバックを呼ぶ

void RTC::OutPortPullConnector::onDisconnect (  ) 

接続切断時にコールバックを呼ぶ

virtual ReturnCode RTC::OutPortPullConnector::write ( const cdrMemoryStream &  data  )  [virtual]

データの書き込み

Publisherに対してデータを書き込み、これにより対応するInPortへ データが転送される。

RTC::OutPortConnectorを実装しています。


変数

Buffer へのポインタ.

ConnectorListenrs への参照.

OutPortProvider へのポインタ.

OpenRTM-aistに対してFri Oct 28 18:31:16 2016に生成されました。  doxygen 1.6.3