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OpenRTM-aist Python 1.1.1-RELEASEのWindowsインストーラ・Linuxパッケージの動作確認

1.1.0 ⇒ 1.1.1 での変更は、nterfaceDataTypes.idlのデータ型の修正だけである。 r610
インストール構成に変更は無いので、簡単な動作確認を行った。

Windowsインストーラの動作確認 32bit版

OpenRTM-aist-Python_1.1.1-RELEASE_x86.msi

<テスト1> ・・・予想通りの動作にてOK!とする

  • 1.1.1 x86版アップグレードインストール動作のテスト
  • C++ 1.1.1版、Python 1.1.0版がインストールされている環境へ、Python 1.1.0版を手動でアンインストールせずに Python 1.1.1版の
    msiを実行した時の動作確認(x86)
  • Python版は、1.1.0_x86と1.1.1_x86のmsiで、UpgradeCodeのGUIDが同一

⇒結果 ・・・予想通りPython1.1.0版と1.1.1版が共存してしまう

  • UpgradeCodeが同じでも、wxs定義での<Upgrade>タグの設定が影響している。
    これはPythonをmsmとしてC++のインストーラに組込む際に見直すので、今回はこのままとしている。
  • 1.1.1版インストール中に古いバージョンをアンインストールしていれば処理中のプログレスバーの上にその旨のメッセージが出て確認できるの
    だが、表示されない。(C++版のアップグレードでは確認できる)
  • インストール先のパスに変更がないので、上書きしている。
  • 1.1.0版と1.1.1版の違いはInterfaceDataTypes.idlの設定のみで、上書きされていれば良さそうに思えるが、コントロールパネルで
    インストール状況を確認すると、1.1.0版と1.1.1版がともに存在してる。
    • この共存状況で、1.1.0版をアンインストールしてみる
      • スタートメニューからOpenRTM-aist下のPythonは消えている
      • C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.1下のサンプルやC:\Python27\Lib\site-packagesからも消えている
    • コントロールパネルの確認では、Python1.1.1版はインストール済みと確認できるが、実際はインストールされていない状況。
  • 1.1.0版を手動でアンインストール後に1.1.1版をインストールしてもらう手順をアナウンスする

<テスト2> ・・・OK!

  • Python 1.1.1版の動作確認
  • C++ 1.1.1版の環境へPython 1.1.1版をインストール
    • Python版rtm-namingの実行
    • RTsystemEditorRCPの起動
    • Python版ConsoleIn/ConsoleOutコンポーネントの接続動作
      ※・Pythonは32/64bitの両方をインストールしている
       ・Pathへは32bit版のPythonパスを登録している c:\Python27
       ・コマンドラインで python ./rtm-naming.py とすれば起動するがスタートメニューからは起動できない。(拡張子pyのファイルをダブルクリックで起動できない)
      
        →これは、pyの拡張子が64bit版pythonに関連付けされているからとの理解。
            32bit版のpythonだけインストールしていれば問題なく動くことは1.1.0版リリース時に確認しているので、ここでは省略する。
      

<テスト3> ・・・OK!

  • C++ 1.1.1版 + Python 1.1.1版の組合せ動作
  • C++のmsiに含めているRTSystemEditorRCP, JRE と同一のmsmをPython 1.1.1版にも組込むので、どちらかの言語バージョンを
    アンインストールしてもRTSystemEditorRCPとJREは削除されない動作を確認する
  • テスト2の環境を利用する
  • 下記手順での確認
    1. C++ 1.1.1版インストール時、オプションでOpenRTPとRTSystemEditorRCPの両方をインストール
    2. Python 1.1.1 x86版新規インストール
    3. Python 1.1.1 x86アンインストール
          →RTSystemEditorRCP, JRE ともに削除されず残っていてOK動作

Windowsインストーラの動作確認 64bit版

OpenRTM-aist-Python_1.1.1-RELEASE_x86_64.msi

<テスト4> ・・・予想通りの動作にてOK!とする

  • 1.1.1 x86_64版アップグレードインストール動作のテスト
  • C++ 1.1.1版、Python 1.1.0版がインストールされている環境へ、Python 1.1.0版を手動でアンインストールせずに Python 1.1.1版の
    msiを実行した時の動作確認(x86_64)
  • Python 1.1.1の64bit版は、1.1.0の32bit版UpgradeCodeと異なるGUIDを設定した。よってアップグレードせずに共存する。

<テスト5> ・・・OK!

  • Python 1.1.1版の動作確認
  • C++ 1.1.1版の環境へPython 1.1.1版をインストール
    • Python版rtm-namingの実行
    • RTsystemEditorRCPの起動
    • Python版ConsoleIn/ConsoleOutコンポーネントの接続動作
      ※・pythonのインストール状況は<テスト2>と同じ
       ・64bit環境では*.pyスクリプトのスタートメニューからの起動、ダブルクリックの起動のどちらもOK!
          pyの拡張子が64bit版pythonに関連付けされているからとの理解。
      

<テスト6> ・・・OK!

  • C++ 1.1.1版 + Python 1.1.1版の組合せ動作(x86_64)
  • C++のmsiに含めているRTSystemEditorRCP, JRE と同一のmsmをPython 1.1.1版にも組込むので、どちらかの言語バージョンを
    アンインストールしてもRTSystemEditorRCPとJREは削除されない動作を確認する
  • テスト5の環境を利用する
  • 下記手順での確認
    1. C++ 1.1.1版インストール時、オプションでOpenRTPとRTSystemEditorRCPの両方をインストール
    2. Python 1.1.1 x86_64版新規インストール
    3. Python 1.1.1 x86_64アンインストール
          →RTSystemEditorRCP, JRE ともに削除されず残っていてOK動作

Linuxパッケージのインストールテスト

  • 1.1.0版がインストールされている環境へのアップグレード動作確認
  • deb/rpmの各パッケージ環境1つに対して代表して動作確認を行った。問題なかったのでこれでアップグレード動作はOKと判断した。

debパッケージのテスト(Ubuntu14.04 64bit OS環境)・・・OK!

$ dpkg -l | grep openrtm
ii  openrtm-aist-python            1.1.0-2     amd64 
ii  openrtm-aist-python-example    1.1.0-2     amd64
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ dpkg -l | grep openrtm
ii  openrtm-aist-python            1.1.1-0     amd64 
ii  openrtm-aist-python-example    1.1.1-0     amd64 

rpmパッケージのテスト(Fedora22 64bit OS環境)・・・OK!

# dnf list installed | grep OpenRTM
OpenRTM-aist-Python.x86_64          1.1.0-RELEASE0.fc22   @openrtm
OpenRTM-aist-Python-example.x86_64  1.1.0-RELEASE0.fc22   @openrtm
# dnf update
# dnf list installed | grep OpenRTM
OpenRTM-aist-Python.x86_64          1.1.1-RELEASE0.fc22   @openrtm
OpenRTM-aist-Python-example.x86_64  1.1.1-RELEASE0.fc22   @openrtm