[openrtm-users 00985] Re: [1.0.0-RC1] データ送信中に接続線をdeleteするとRTCが死んでしまう
Yusuke Nakajima
y.nakajima @ aist.go.jp
2009年 10月 30日 (金) 14:43:44 JST
産総研の中島です。
追記です。
前メールで添付したサンプルを0.4.2用に作成しなおし、
OpenRTM0.4.2環境にて、1.0.0環境でテストしたのと同一の
無線LAN環境で、SystemEditorの線のdeleteのレスポンスが遅くなるくらいの
負荷をかけて数十回トライしましたが、同現象は起きませんでした。
また、1.0.0のtimestamp用パッチ適用前の環境でもトライしましたが、
こちらでは、同様の現象が再現されました。
> 産総研の中島です。
>
> Ubuntu8.04環境にて、OpenRTM-aist-1.0.0-RC1 (C++)
> とRtSystemEditor-1.0.0を使用しています。
> (timestamp用のパッチ適用済みのもの)
>
> RtSystemEditor上で、OutPortを持つRTCとInPortを持つRTCを
> 接続し、Activateさせ、データの送受信を行う単純なRTC群を
> 用意し、Activate中に(Deactivateさせずに)、その接続線を
> deleteすると、RTCが消えてしまい、(NameServer上ではゾンビ)
> 以下のようなメッセージのいずれかを吐いて死んでいることがあります。
> ちなみに、RTC自体は、onDeactivate()やonAbort()、onError()などには
> 遷移せずに死んでいます。
>
> =====
> [1]
> "$ Segmentation Fault"
>
> [2]
> "$ illegal error"
>
> [3]
> "$ pure virtual method called terminate called without an active
> exception
> $ Aborted"
> =====
>
> 上記3パターンのいずれかを出しますが、どれがどういう場合に
> 出るのか、再現性が不明で把握しておりません。
> (遭遇したのは上記3パターンのみですが、他もあるかもしれません。)
>
> また、この現象は必ず発生する訳ではなく、推測ですが、データ送信途中で
> 線が切られると起こるように思えます。排他制御が効いていない?
> 全体の負荷が軽いと起こらないようで、その場合は、1サイクル内でデータ送信
> が早めに終了していて、その後に線をdeleteしているのかもしれません。
>
> 単純なサンプルを添付します。「testA」-->「testB」とDataPort接続し、
> 「testA」側で毎onExecute()でデータを送信し、「testB」で受信したものを
> 出力するのみです。
>
> これを、1台のPCでローカル環境で行っていると、なかなか症状が再現されない
> のですが、2台のPCに分散させ、私の場合無線環境でNameServerに飛ばし、かつ、
> rtc.conf内のrateを「1000000」くらいにし、極力、RTCの1サイクル中はデータ
> 送信処理で負荷を占めるようにさせてトライしたところ、線をdeleteすると
> 「testA」が死んでしまう現象が何度か再現できました。
>
> ということで、RTC群がActivateされている状態で、動的にPortの接続などを
> 変更しようとすると、場合によってはRTCが死んでしまい、全体として機能しな
> くなる場合がありうる状態です。
>
> 対応の方、よろしくお願いいたします。
>
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> 知能システム研究部門 ヒューマノイド研究グループ
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