[openrtm-users 00739] Re: コンポーネントの複数起動に関して

Takashi Suehiro t.suehiro @ aist.go.jp
2009年 1月 15日 (木) 11:13:31 JST


菅様、

産総研 末廣です。

Yuki Suga さんは書きました:
> 
> ミドルウェアが独自の名前規則を利用して,
> 自動的に連番を振らない理由も無いと思いますがどうでしょう.
> 
> アプリケーションごとにツールを作成すると,
> いちいち労力を割かれますし,
> 連番が自動的に振られない理由が無いと思うのです.

ここは、完全には反対ではないのですが、、、、。
たとえば、
・上書きする、
・自動的に連番を振る、
・失敗する、
のどれが本当のところ使いやすいか
と考えた場合、私は3番目だろうと思っています。
さらに、なぜ失敗したかの情報も分かるとより嬉しい。

最終的には、菅さんも書かれているように、
> たしかに.
> あとはRTC_LauncherなるものをjavaかPythonで作って,
> システムにインストールされたRTコンポーネントをそこから起動することで,
> 名前付けのルールをLauncherで吸収する方法も考えました.
> この方法でもやれそうですね.
> 
> Launcherからコンポーネントが実行されるたびに
> 新しいrtc.confを生成して,名前のサフィックス番号を変更できますよね.
とするのが良いと考えているので、
その中で、ネームサーバの中身を事前にチェックすれば
どれでも対応可能ではありますが、、、。

基本的には”ミドルウェア”で対応してくれると嬉しいという
考えには反対ではないのですが、私はミドルウェアも
モジュラーな方が良いと思っています。
したがって、OpenRTM-aist-XXXXにあまり多くの機能を盛り込むのには
少し疑問を感じています。

たとえばRTC_LauncherをOpenRTM-aistから独立に作成しておけば、
Corbaレベルで動作が保障されている他のOpenRTM、たとえば
OpenRTM-wasedaなるものができたとしても、対応が容易になる
のではないかと考えています。

あるアプリケーション領域から見れば、RTC_Launcherまで含めて
使いやすい”ミドルウェア”ということになるのだと思っています。

上記、あくまで私個人の考えですが、いかがでしょうか?
-- 
Takashi Suehiro, Principal Research Scientist, Intelligent Systems
Research Institute, AIST
Tel: +81-29-861-5964 Fax: +81-29-861-5989 E-mail: t.suehiro @ aist.go.jp
1-1-1 Umezono, Tsukuba, Ibaraki 3058568, Japan




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