[openrtm-staff:1760] 3/23の作業報告(河内)

河内のぶ n.kawauchi @ aist.go.jp
2018年 3月 23日 (金) 20:05:34 JST


安藤様

河内です

本日の作業内容をお知らせします。
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■OpenRTM-aist1.2.0  3/23版作成
・nasに置いてある
OpenRTM-aist-1.2.0-RELEASE_x86_0323.msi

・更新内容
C++, Java ・・・テスト結果の反映
OpenCV3.4
ImageProcessing ・・・OpenCV3.4でのソースビルド

■問題点いろいろ
1)C++ソースのビルド時、vc2010環境がある時点でジョブが止まってしまう

⇒・今日、初めて遭遇
 ・何度かやり直しても、OS再起動しても改善せず
 ・河内のvc2010環境でビルドし生成したmsmをインストーラに加えている
 ・この環境、結構古いので、インストールし直した方がいいかもしれないが、
  DirectShowCamのビルド環境も入っていてちょっと面倒なので、もう少し
  様子を見る予定。

2)ImageProcessingのTkCalibGUIのpy2exeでのエラー

⇒・vc2015だけシステムのdllが見つからないというエラーになる
   api-ms-win-srt-math-l1-1-0.dll
 ・このdllをダウンロードして来て追加したが改善せず
 ・py2exe用のsetup.pyのdll_excludesへ指摘されたdllを追加すると
  エラーが解消したが、次々と違うdllを指摘され、最終的に以下のsetup.pyで
  exe化できた。

 ・元のdll_excludesの指定は、numpy-atlas.dll だけだった
 ・エラーが出ていない、vc9, 10, 11, 141の環境でも下記のsetup.pyを使って
  問題ないのか? 
 ・優先順位は低いが、確認予定
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from distutils.core import setup
import py2exe

option = {
  "packages" : ['PIL'],
  "compressed" : 1,
  "optimize" : 2,
  }

setup(
  options = { "py2exe" :{
    "includes": ["OpenRTM_aist"],
    "dll_excludes": ["numpy-atlas.dll","api-ms-win-crt-math-l1-1-0.dll",
    "api-ms-win-crt-heap-l1-1-0.dll","api-ms-win-crt-string-l1-1-0.dll",
    "api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll","api-ms-win-crt-stdio-l1-1-0.dll",
    "api-ms-win-crt-environment-l1-1-0.dll","api-ms-win-crt-convert-l1-1-0.dll",
    "api-ms-win-crt-utility-l1-1-0.dll","api-ms-win-crt-time-l1-1-0.dll"] }
  },
  console = [
   {"script" : "TkCalibGUIComp.py" }
  ],
  zipfile = 'lib\libs.zip'
)
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3)ImageProcessingの各RTCの起動問題

⇒・GStreamerを有効にしてOpenCV3.4をソースビルドしたので、
  GStreamerは使わないからとインストールしない人は、OpenCVCameraも
  CameraViewerも起動できない

 ・これはまずいので、各RTCを起動し、必要なgstreamerのdllを調査。
  下記が必要(計15MB)
    libgstapp-1.0-0.dll
    libgstaudio-1.0-0.dll
    libgstbase-1.0-0.dll
    libgstpbutils-1.0-0.dll
    libgstreamer-1.0-0.dll
    libgstriff-1.0-0.dll
    libgsttag-1.0-0.dll
    libgstvideo-1.0-0.dll
    libintl-8.dll
    liborc-0.4-0.dll
    libwinpthread-1.dll

 ・Visual Studio依存ではないが、パスの関係で、OpenCVのbin/vc**それぞれへ
  加える

 ・GStreamerは3/8版をインストールしている環境でmsmを生成した。上記のdllへ
  パスを通し、CameraViewerを起動してみると、プロシージャエントリポイントが
  dllから見つからないというエラーになる。

 ・GStreamerは3/8版のmsiを使ってインストールしたが、実はその後、3/16版、
  3/21版と相次いでインストーラがリリースされている。 3/12版を各VM環境へ
  インストールし直して、改めてビルドし動作確認する予定

4)RTCBuilderでC++コンポーネントを生成できない

・坂本さんの環境では問題ないとのことでしたが、rtmtoolsをソースビルドし、
 全部入りパッケージを作成して起動すると、C++ RTCの生成でエラーになる。
 Python,JavaのRTCは生成できるが、プロジェクト下にtestディレクトリが生成
 されてしまう

・現在、staging環境へアップしてある12/16版では問題なく動作する。これはr788.
 リビジョンを指定してr806のソース(3/3更新)でeclipse4.4.2の全部入りパッケージを
 作成し実行すると、C++ RTCエラーが確認できた。
 一度だけの確認なので、この手順にて調査を進める予定。

5)MacBookでメインのWindows7環境のディスクがいっぱいになってしまった

・VM環境250GBではこうなりますね。(^^; Windows10も入っているので、整理する予定。

以上です。

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