[openrtm-staff:1412] 1/12の作業報告(河内)
河内のぶ
n.kawauchi @ aist.go.jp
2018年 1月 12日 (金) 19:56:52 JST
安藤様
河内です
本日の作業内容をお知らせします。
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■カスタムセットアップでPythonのruntimeのみ選択時でも不要なbinへの
パスが設定されてしまう問題への対応
・下記チケット作業
http://redmine.openrtm.org/issues/4413
▼現状の問題点
OpenRTM-aistのインストーラでPythonのサンプルRTCはインストールせず
Pythonディレクトリへコピーされるruntimeだけを選択インストールされた
場合の次の2点
・依存マージモジュールを設定しているため、ネームサーバとIDLが
インストールされる
・これによりRTM_BASE, RTM_ROOT, OpenRTM-aistのbinディレクトリのパス
が追加される
▼対応策
・Pythonのruntimeマージモジュールが依存するマージモジュールはなしと
する
・となれば、Python runtimeのみが選択インストールされる場合、
OpenRTM-aistのシステム環境変数は一切セットしない
◎上記にして困るユーザはいないはず・・・
◎上記にしないと困るのは私です。。。(^^;
・自分の日ごろの環境はOpenRTM-aist 32bit版をインストールしている
・ここへ、rtshellのマージモジュール作成スクリプトのデバッグ用に、
OpenRTM-aist 64bit版のPython runtimeのみインストールすると、
RTM_BASE, RTM_ROOTが64bitのパスに書き換えられてしまう
・VCVerChangerは32bit版と64bit版を通常インストールして共存している
環境を前提にレジストリを書き換えているので、PATHしか見ていない。
このため、RTM_ROOTは32bit用のパスだがOMNI_ROOTは64bit用のパスに
なっているケースは想定していない。
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・上記仕様に修正し、ローカル環境でインストーラ作成
・32bit版を標準インストールし、64bit版のみカスタムセットアップで
Pythonのruntimeのみインストールする
・OK!!!
・Python2.7, 3.6の32/64bit版両方インストールしている環境で、
このディレクトリにインストールされていることを確認
・システム環境変数も標準インストールした32bit用のしか設定されていない
以上です。
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河内 のぶ n.kawauchi @ aist.go.jp
産業技術総合研究所 ロボットイノベーション研究センター
ロボットソフトウエアプラットフォーム研究チーム
テクニカルスタッフ
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