[openrtm-staff:984] 9/28の作業報告(河内)

河内 のぶ n-kawauchi @ openrtm.org
2017年 9月 28日 (木) 18:53:58 JST


安藤様

河内です

本日の作業内容をお知らせします。
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■VCVerChangerの修正と動作確認
・不具合対応の実装はひとまず完了 ・・・r18
・ざっとの確認でOK動作だったので、wikiに書いてある前回のテスト項目の
 動作を確認する予定

・不具合は3点
1.RTM_VC_VERSIONを変えて再起動してもPATHに反映されない
2.1.2.0版をインストールしているのにPATHの一部は1.1.2のパスになっている
3.OpenRTM-aistを任意のディレクトリへインストールした環境で
  VCVerChangerを実行された場合の対応

・この修正に先立ち、OpenRTM-aistのインストーラの方で、PATHへの追加時、
%OMNI_ROOT%と%OpenCV_DIR%を使わないように修正している
・追加されるパスで使用するシステム環境変数はRTM_VC_VERSIONのみ
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C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\%RTM_VC_VERSION%\
C:\Program Files
(x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\omniORB\4.2.2_%RTM_VC_VERSION%\bin\x86_win32\
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\OpenCV3.3\x86\%RTM_VC_VERSION%\bin\

●1の不具合対応
・1.2.0版のリリース時はPATHでRTM_VC_VERSIONしか使わないが、
 1.1.2版ではOMNI_ROOTとOpenCV_DIRを使っている
・どちらの環境でも、%変数が実際の値に展開された状態でレジストリに
 登録されていても正しく書き戻すように修正した
・簡単な動作確認結果は後述

●2の不具合対応
・これは、OMNI_ROOT,OpenCV_DIRは正しく1.2.0で設定されているのに
 これを使っているPATHが正しく展開されていないというもの。
・この不具合時、PATHでRTM_VC_VERSIONのみ使って定義しているbinのパス
 は正しく設定されていた
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\vc12\;

・今回インストーラの設定を変えたことでこのエラーは限りなく出ないと
 思えるので、特に対応はしていない

●3の不具合対応
・Program Files下ではない、任意のディレクトリにインストールされた
 場合は、ツールの確認と終了ボタンしか押せないようにし、赤字で
「OpenRTM-aistを任意のディレクトリにインストールした環境は対応して
おりません。」と表示するようにした。
・VCバージョンの変更も対応しません

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<1の不具合対応結果>

▼確認1
・河合さんのPCと同様の状況を再現
・PATHに(1)-(6)が登録されている
・(1)-(3)は%変数が展開されていてアンインストールしても残ったもの
・(4)-(6)はインストールし直して正常に登録されたもの
・(5)-(6)は%OMNI_ROOT%と%OpenCV_DIR%を使っていて、1.1.2版と同じ形式

・レジストリの登録状況
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\vc12\ ・・・(1)
C:\Program Files
(x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\omniORB\4.2.2_vc12\bin\x86_win32\ ・・・(2)
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\OpenCV3.3\x86\vc12\bin\ ・・・(3)
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\%RTM_VC_VERSION%\ ・・・(4)
%OMNI_ROOT%bin\x86_win32\ ・・・(5)
%OpenCV_DIR%x86\%RTM_VC_VERSION%\bin\ ・・・(6)

・ツールで確認ボタン実行後のレジストリ
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\%RTM_VC_VERSION%\
%OMNI_ROOT%bin\x86_win32\
%OpenCV_DIR%x86\%RTM_VC_VERSION%\bin\

・結果 ・・・OK!
・(1)-(3)の展開された形式がレジストリから削除されている

▼確認2
・確認1のアンインストールしても残った状況を再現

・レジストリの登録状況
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\vc12\ ・・・(1)
C:\Program Files
(x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\omniORB\4.2.2_vc12\bin\x86_win32\ ・・・(2)
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\OpenCV3.3\x86\vc12\bin\ ・・・(3)

・ツールで確認ボタン実行後のレジストリ
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\%RTM_VC_VERSION%\
C:\Program Files
(x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\omniORB\4.2.2_%RTM_VC_VERSION%\bin\x86_win32\
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\OpenCV3.3\x86\%RTM_VC_VERSION%\bin\

・結果 ・・・OK!
・同じ設定がレジストリに存在しないので、%変数を使った形式で登録し直す
・この時、最新のOpenRTM-aistインストーラと同じく%OMNI_ROOT%と%OpenCV_DIR%を
 使わない形式で登録する

▼確認3
・確認1と同様の状況だが、%OMNI_ROOT%と%OpenCV_DIR%を使わない形式で
 登録されている場合を再現

・レジストリの登録状況
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\vc12\ ・・・(1)
C:\Program Files
(x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\omniORB\4.2.2_vc12\bin\x86_win32\ ・・・(2)
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\OpenCV3.3\x86\vc12\bin\ ・・・(3)
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\%RTM_VC_VERSION%\
C:\Program Files
(x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\omniORB\4.2.2_%RTM_VC_VERSION%\bin\x86_win32\
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\OpenCV3.3\x86\%RTM_VC_VERSION%\bin\

・ツールで確認ボタン実行後のレジストリ
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\bin\%RTM_VC_VERSION%\
C:\Program Files
(x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\omniORB\4.2.2_%RTM_VC_VERSION%\bin\x86_win32\
C:\Program Files (x86)\OpenRTM-aist\1.2.0\OpenCV3.3\x86\%RTM_VC_VERSION%\bin\

・結果 ・・・OK!
・(1)-(3)の展開された形式がレジストリから削除されている

以上です。

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河内 のぶ        n-kawauchi @ openrtm.org


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