[openrtm-staff:767] 7/21の作業報告(河内)

河内 のぶ n-kawauchi @ openrtm.org
2017年 7月 21日 (金) 19:13:18 JST


安藤様

河内です

本日の作業内容をお知らせします。
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■RaspbianをQEMUで動かす
・ハードウェアエミュレーションの環境を構築
・動作を完全にエミュレーションするモードなので重い(^_^;)
・Windows10上に構築
・構築手順詳細は下記wikiに記載。環境一式もzipで添付している
・展開した環境でrun.batを実行し、sshでログインできる
・バックアップしておいたraspbianのimgファイルを差し替えれば簡単に
 環境は戻せるはず
http://redmine.openrtm.org/projects/openrtm_cxx_installer/wiki/Raspbian%E3%82%92QEMU%E3%81%A7%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%99

・実用的なソフトウエアエミューレーション環境も構築する予定

■OpenRTPのチケット更新
・cmake_minimum_requiredを3.0.2としてもらったが、2.8へ戻し、cmake関連
ファイルの文字コードをUTF-8 BOMなしにしてもらう修正
http://redmine.openrtm.org/issues/4133


■doxyfileの調査
RTCBuilderのテンプレート修正をお願いするにあたり、doxygenのドキュメント
生成動作も確認していて気づいたこと

・現在のdoxyfileは、確か、バージョン1.8.10の環境で生成したものがベース
 になっている。オリジナルは1つの項目ごとに説明のコメント文が入って
 いるので、RTCBuilderが生成するファイルはそれらを全て抜いている。

・Ubuntuは16.04以降はdoxygen1.8.11以上のバージョンが入っているので、
 make docでワーニングは出ない。Windows環境では、OpenRTM-aist 1.1.2版
 のダウンロードページでも1.8.11へのリンクを貼っているので、古い環境を
 使い続けていなければワーニングは出ない。
 Windows版最新の1.8.13でもワーニングは出ない。

・Debian8.0のdoxygenは1.8.8なので未対応の項目がありワーニングが出る。
 Ubuntu14.04はdoxygen1.8.6なので、さらに多くのワーニングがでる。
 ワーニングは出てもドキュメントは生成でき、ざっとブラウザで確認しても
 おかしな表示になっているところは見つかっていない。

・Ubuntuの最新のLTSとWindows環境でワーニングが出るようになったら
 RTCBuilderのテンプレートを更新するという方向でメンテナンスを考えて
 います。

以上です。

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河内 のぶ        n-kawauchi @ openrtm.org


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