[openrtm-staff:544] Re: [openrtm-users 03313] RTC Builderの不具合について
河内のぶ
n.kawauchi @ aist.go.jp
2016年 7月 7日 (木) 18:22:49 JST
大原先生
河内です
確認が遅くなって申し訳ございません。
教えて頂いた手順で作業したのですが、再現しません。問題無しという状況で
す。OSは、まだ Ubuntu14.04 32bit しか確認しておりません。
この環境もインストールしたばかりの環境です。
付け加えるならば、この機会にvagrantを覚えようと、下記のboxファイルを
使って構築しました。
https://cloud-images.ubuntu.com/vagrant/trusty/current/trusty-server-cloudimg-i386-vagrant-disk1.box
OSインストール後、OpenRTM-aist 1.1.2 C++, Pythonと、RTShell4.1.0を
インストールしています。
全く再現しないというのもおかしいと思い、手順をお知らせいたします。
確認手順は以下の通りです。
-----
・OpenRTP全部入パッケージ(Linux 32bit版)を展開 $HOME/eclipse
$ cd ~/eclipse
$ ./openrtp
WARNING: RTM_JAVA_ROOT not set.
This might cause failure of data type acquisition for
data ports definition in RTCBuilder.
If you want use RTCBuilder, please install C++ version
of OpenRTM-aist on this system.
WARNING: No OpenRTP installation under OpenRTM libdir.
⇒問題なく起動できる(eclipse4.4.2)
・RTSystemEditorにして、ConsoleIn/ConsoleOutの接続動作OK!
・RTCBuilderにしてのTest/idl/CMakelists.txtの動作確認
⇒・教えて頂いた手順1〜6に従ってCameraImage型のin,outの各ポートを作成
・問題なし。このCMakelists.txtに変更は加わらない。
・1行目は「set(idls )」だけです
・OpenRTPを終了させ、apt-getでeclipseをインストールして確認する
$ sudo apt-get install eclipse-platform
$ eclipse
⇒RTC BuilderとRT System Editorのプラグインをインストールする
http://openrtm.org/pub/openrtp/stable/updates/
・eclipseを起動し直す
$ export RTM_ROOT=/usr/include/openrtm-1.1/
$ eclipse ←eclipse3.8が起動する
※workspaceは使い分けています。
・eclipse 4.4.2 ・・・$HOME/workspace
・eclipse 3.8 ・・・$HOME/workspace38
・eclipse3.8でRTCBuilderにしてのTest/idl/CMakelists.txtの動作確認
⇒・eclipse4.4.2と同じ手順でTestプロジェクト作成
・手順1〜6操作後も問題なし。やはり1行目は「set(idls )」だけ。
・さらに続けて、2つめのInPortをAcceleration2D型で定義してみる
・コード生成しても、idl/CMakelists.txtに変更が入らない
・myImageCalibrationのプロジェクトを作成してみる
・一度eclipse3.8を終了し、同じターミナル画面で立ち上げる
・myImageCalibrationのプロジェクトを作成する
(6/24のメールに書いた手順で作成した)
・myImageCalibration/idl/CMakelists.txtの1行目は以下となる
set(idls ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/CalibrationService.idl
${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/InterfaceDataTypes.idl
${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/BasicDataType.idl
${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/ExtendedDataTypes.idl )
・データポートのInPortをAcceleration2D型で追加する
・コード生成するも、idl/CMakelists.txtに変更は加わらない
・eclipseを終了させ、もう一度全部入りパッケージで入れたeclips4.4.2を
起動してみる。新しいターミナル画面を使って起動する。
$ cd ~/eclipse
$ ./openrtp
⇒問題なく起動する
確認作業において、お気づきの点がございましたらよろしくお願いいたします。
引き続き、vagrant用のUbuntu16.04環境も用意して確認してみる予定です。
以上です。
On Mon, 4 Jul 2016 23:47:47 +0900
Kenichi Ohara <kohara @ meijo-u.ac.jp> wrote:
> 河内様
>
> 名城大学の大原です.
> 下記の返答が遅くなりまして申し訳ございません.
> 確認の時間がとれたので,試してみました.
>
> なお,こちらMLに流そうかと思いましたが,間違っていたらMLを荒らすだけなので...
>
>
> 先のメールでこちらで検証した手順を正確に記述していなくて申し訳ございませんでした.
>
> 下記のページに記載しているように,apt-getでインストールしたeclipseに対して,
> OpenRTPのインストールサイトを指定してインストールしたRTCBuilderを用いて行っております.
>
> http://www2.meijo-u.ac.jp/~kohara/cms/technicalreport/rtm_install_ubuntu
>
> このあとで,RTC Builderを利用できる状態にして,以下の手順で確認しております.(ExtendedDataTypes.idlに定義されているAcceleration2Dに変更しても同じような現象が起こる.)
> 1. Testプロジェクトを作成
> 2. データポートとして,CameraImage型のInPortを作成
> 3. 開発言語でC++を指定.
> 4. コード生成
> 5. 生成後,再度CameraImage型のOutPortを作成
> 6. コード生成
>
> このようにすると,再現できるかと思います.
>
> なお,こちらはUbuntu14.04およびUbuntu16.04において,OpenRTM-aist-1.1.2をインストールスクリプトにおいて
> インストールした環境で行っております.
> (検証のために,インストールしたばかりの環境で確認を行いました.)
>
> 一度,ご確認いただけませんでしょうか?
>
> あと...
> Ubuntu14.04でも16.04でも全部入りをダウンロードして,openrtpを実行すると,eclipseがないと言われるのですが,
> ここについてもお心当たりがございましたら,お教えください.
>
> ken @ ubuntu:~/Downloads/eclipse$ ./openrtp
> WARNING: RTM_JAVA_ROOT not set.
> This might cause failure of data type acquisition for
> data ports definition in RTCBuilder.
> If you want use RTCBuilder, please install C++ version
> of OpenRTM-aist on this system.
> WARNING: No OpenRTP installation under OpenRTM libdir.
> ./openrtp: 行 334: ./eclipse: そのようなファイルやディレクトリはありません
>
> どうぞよろしくお願いいたします.
>
>
> > 2016/06/24 11:24、河内のぶ <n.kawauchi @ aist.go.jp> のメール:
> >
> > 大原先生
> >
> > 産総研の河内です
> > お世話になっております。
> >
> > ご指摘頂いた件ですが、こちらで再現できておりません。
> > 私の手順を確認していただけますでしょうか。
> >
> > InterfaceDataType.idlやExtendedDataType.idlを定義しているOpenCVのサン
> > プルRTCがありますので、これをベースにExtendedDataType.idlに記述されて
> > いるデータポートを追加してみました。
> >
> > 1.myImageCalibrationのプロジェクトを新規作成
> > 2.OpenCVサンプルのImageCalibrationからCalibrationService.idlを
> > myImageCalibration下にコピーする
> > 3.サンプルRTCのImageCalibration/RTC.xmlをインポートする
> > 4.myImageCalibrationのサービスポートタブでIDLのパスを確認・修正する
> > 5.コード生成
> >
> > これにて、myImageCalibration/idl/CMakelists.txtの1行目は以下となって
> > います。
> > -----
> > set(idls ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/CalibrationService.idl
> > ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/InterfaceDataTypes.idl
> > ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/BasicDataType.idl
> > ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/ExtendedDataTypes.idl )
> > -----
> >
> > 6.データポートにRTC::Point2D型の入力ポートを追加
> > 7.コード生成・・・<RTCのディレクトリ>/idl/CMakelists.txtの更新無し
> > 8.もう1つ RTC::Point2D型の入力ポートを追加
> > 9.コード生成・・・<RTCのディレクトリ>/idl/CMakelists.txtの更新無し
> >
> > 確認環境は、Ubuntu14.04, OpenRTM-aist 1.1.2, OpenRTP1.1.0と1.1.2
> > ツールはLinux用の全部入りパッケージを使っているので、
> > 1.1.0がeclipse3.8、1.1.2がeclipse4.4.2 ベースとなります。
> > 両方の環境で確認しました。
> >
> > 以上、よろしくお願いいたします。
> >
> > On Thu, 23 Jun 2016 22:40:29 +0900
> > Kenichi Ohara <kohara @ meijo-u.ac.jp> wrote:
> >
> >> OpenRTM-MLの皆様
> >>
> >> 名城大学の大原です.
> >> 既出の問題だったら済みません.
> >>
> >> RTCBuilderの1.1.2.v20160526のもので,ひな形を作り出力する際,
> >> 以下の手順で行うと,InterfaceDataType.idlが2重で登録され,正常にcmakeできない状況になります.
> >>
> >> 1.ExtendedDataType.idlに記述されているデータポートを作成する.
> >> 2.一通りの設定を終えて,ひな形を生成する.
> >> 3.同じくExtendedDataType.idlに記述されているデータポートを追加する.
> >> 4.再度生成する.
> >>
> >> このとき,<RTCのディレクトリ>/idl/CMakelists.txtの1行目に書かれている
> >>
> >> ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/InterfaceDataTypes.idl
> >>
> >> がすでにあるにもかかわらず,2重で追加しようとしているように思います.
> >> (結果としてこの重複のせいでCMakeでエラーがでる.)
> >>
> >> 追加・修正したことで現れる差分情報のダイアログの段階で,気がつけば”original”を選択すれば回避できますが...
> >>
> >> なお,私の環境は,Ubuntu16.04,OpenRTM-1.1.2,Eclipse3.8の環境です.
> >>
> >> ご確認のほど,よろしくお願いいたします.
> >>
> >>
> >> _______________________________________________
> >> openrtm-users mailing list
> >> openrtm-users @ openrtm.org
> >> http://www.openrtm.org/mailman/listinfo/openrtm-users
> >
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