[openrtm-staff:282] Re: OpenRTM-aist-1.1.1のビルド

[原功]

安藤さん

原です。もう一点私が気になっていることなのですが、OpenRTM-aistをリポジトリから
ビルドするときに qkcが必要になっています。
ソースコードをダウンロードしてコンパイルすればいいのですが、今後どうなるかわから
ないので nkf に変更しませんか？

変更する手立ては、私の方でも考えてみますが。



2014年4月8日 8:55 原功 <isao-hara ＠ aist.go.jp>:

> 安藤さん：
>
> 原です。
> Wndows7のVMを作成して、VC2012でOpenRTMのtrunkのソースファイルをコンパイルしてみました。
> 結論から言えば、コンパイルは無事に終わったのですが、build.bat と vcxprojtool.pyの修正が必要です。
>
> 一応、私が修正したものを添付しておきますが、変更点は先日のメールにも書きましたが、以下の点です。
>
> 1. PletformToolsetの問題
> PlatformTooｌsetの指定は、/tv オプションのみでは有効になりません。/tvオプションで上書きできるのは、
> どうも プロジェクトファイル（xmlファイル）の宣言文のところの ToolsVersion= の部分のみのようです。
> これが変更されれば、本来は中のものはすべて変更されるべきなのですが、どうも違うみたいです。
> そのため、 /p:PlatfomeToolset のオプション指定で明示的に指定する必要があるようです。
>
> 2．プロジェクトファイルのバージョンの問題
> OpenRTM-aistでは、vcxprojtool.pyで各コンパイラに対するプロジェクトファイルを生成しているようですが、
> LINKの項目のところで Versionを明示的に指定しています。これは、def ファイルの内容を上書きするようで、
> make dist の時に __VERSION__と置換を行った際に、 1.1.1 が代入されています。この表記はVCでは、不正表現
> になりますので、 <整数＞.<整数＞ の表現にするか、この項目を削除する必要があります。（defファイルのVersionを使う）
> そのため、Versionタグを削除するような変更を加えています。
>
> 3．defファイルのVersionについて
> ここは相談なのですが、現在のプログラムでは、defファイルのVersionは、 coil_version, rtm_versionという環境変数
> を使うようになっています。安藤さんの作成しているバッチファイルでは、この二つが共に 1.1.1 になっています。
> 私の変更では、 1.11 にしているのですが、これで良いのでしょうか？
> バッチファイルを見ると coil_shortver, rtm_shortver を設定しているので、この環境変数を見るように
> vcxprojtool.pyを
> 変更した方がよいかもしれません。
> 私では、どちらにするか判断つきかねますので、指示してください。
>
>
> 宮本さん、河内さん：
> 昨日までの報告で、VC2012とVC2013でdllに関するエラーがあるとありましたが、これは、Windows SDK for Windows7
>   をインストールしたときにVC2010のコンパイラを同時に入れてしまっているのではないでしょうか？
> また、MSのサイトの文書を読むと、VC2012用は Windows7であっても for Windows 8 を使うようです。
> その旨は、インストール文書に明記されていますので、SDK等をインストールする場合には、正規の文書をよく読んでください。
> 他の人が行ってたまたまうまくいっているような文書をあてにせず、リリース元、開発者の書いた文書にしたがって
> 作業をお願いいたします。
>
>
> 以上、よろしくお願いいたします。
>
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> 産業技術総合研究所   知能システム研究部門
> ディペンダブルシステム研究グループ 主任研究員
> ソフトウェアプラットフォーム研究班 班長
> 原  功 <Isao-Hara ＠ aist.go.jp>
> Isao HARA, Senior Researcher, ISRI, ,AIST,Japan
> TEL: +81-29-861-5973+81-29-861-5973
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