OpenRTPの起動
RTCの操作、RTシステムの構築を行うためのツールRTSystemEditorを起動します。 RTSystemEditorはOpenRTPというツールの中に含まれているため、まずはOpenRTPを起動する必要があります。
- 以下のコマンドでOpenRTPを起動してください。
RTSystemEditor(RTSE)の起動
- OpenRTPの[パースペクティブを開く]ボタンをクリックしてください。
パースペクティブを開くをクリック
- [パースペクティブを開く]ウィンドウから[RTSystemEditor]を選択して開くボタンをクリックしてください。
RTSystemEditorの起動
ネームサーバーの起動
- コンポーネントの参照を登録するためのネームサーバーを起動します。
ネームサーバーの起動
- ネームサーバーの起動に成功するとネームサービスビューにlocalhostと表示されます。
ネームサーバーの起動を確認
リーモートのRTCを使う場合
Raspbianのような小さな構成のシステムの場合、openrtp自体がサポートされていないことがあります。その場合は、他のホストで動いているOpenRTPから、Raspbian上のネームサービースをリモート接続するか、他のOpenRTPが動作しているホスト上にあるネームサービスにRaspbian上で動作しているRTCを登録する必要があります。以下にその手順を示します。
リモート環境で動いているネームサーバーサービスを登録する方法
- まずRTCが動いているホストマシンのコマンドラインから
と入力し、ネームサービスを起動し、動作させたいRTCを起動します。
- OpenRTPを動かすマシンで と入力し、OpenRTPを起動します。同一マシンでRTCを動かす手順と同様に、[RTSystemEditor]を選んでパースペクティブを開きます。そして[ネームサーバーを追加」ボタンをクリックします。
''ネームサーバーの追加’’
- ネームサーバーのアドレスを聞かれますので、アドレスを指定します。デフォルト以外のポート番号を使った場合は、アドレスに<アドレス>:<ポート番号>の形でポート番号も指定してください。
ネームサーバーのアドレス指定
リモートマシン上のRTCをOpenRTPが動いているネームサービスに登録する方法
- RTCのファイルがあるディレクトリ移動し、rtc.confを編集します。例えば
と入力し、rtc.confの編集を開始します。
corba.nameservers: localhost
の行を
corba.nameservers: <OpenRTPが動作しているホストのアドレス>
と書き換えます
これにより、ネームサービスにリモートで動作しているRTCが登録され、そのネームサービスを表示しているOpenRTPのName Service Viewに表示されます。