RTミドルウェアコンテスト2018

いつも、RTミドルウエアへの技術フィードバックをいただき、ありがとうございます。ロボット技術のモジュール化の普及企画として、コミュニティの醸成を期待してRTミドルウエアコンテストを実施させていただいております。 今年も皆さんのご支援とご協力をいただきながら開催させていただくよう準備を進めておりますので、ソースコードを公開して技術の蓄積を図る試みに積極的にエントリいただくようお願い申し上げます。

開催案内

趣旨

RTミドルウエアは、ロボットを構成する様々な要素をモジュール化し、容易に組み合わせることができるようにするソフトウエア基盤としてのロボット用ミドルウエアです。モジュール化技術は、他の研究者などが開発した様々なアルゴリズムやセンサモジュールを統合してシステムを構築するのに適した技術です。しかし、その普及には便利なモジュールが提供されていることが不可欠であり、必要な部品が揃っていないと、開発者にはRTミドルウエアに対応する手間が増えるだけで、導入に躊躇することになります。

現在、RTミドルウエアのフレームワークとなるコンポーネントモデルはソフトウエアの国際標準化団体であるOMGに おいて標準仕様として採用された状況で、ロボット技術を国際的にリードするためにも国内での普及が不可欠です。そこで、ロボット技術の共有と蓄積を図るために、有益なコンポーネントを充実させるべく本コンテストを開催することにしました。また、このコンテストを通して、これからのロボットソフトウエア開発者に不可欠なRTミドルウエアに精通する技術者も育成できるものと期待しています。

開催概要

計測自動制御学会(SICE)のシステムインテグレーション部門講演会 (SI2018) の特別セッションとしての開催を予定しております。詳細が決まり次第こちらのページでご案内いたします。

募集作品

本年度も、昨年に引き続き、システム構築に便利なソフトウェアライブラリやハードウェア要素の部品化(RTコンポーネント化)、RTミドルウエア技術を利用した開発ツールを対象とするとともに、既開発の部品(RTコンポーネント)を組み合わせたシステムによるロボットサービスの実現も募集対象とします。

応募資格

制限はありません。高専・大学等の学生や教員、企業・公設研等の技術者・研究者、個人の趣味で取り組まれている方、どなたでも結構です。

コンテストの趣旨の普及を図る点から、ソースコード(システム構成情報を含む)の公開をあらかじめご承諾ください。ソフトウエアの著作権に関しては著者が責任を持つと共に、利用者のためにライセンスを明示いただくようお願い致します(制約がある場合を除いて、BSDやLGPL等のよく使われているオープンソースライセンスをお勧めします)。 市販製品や他のオープンソースなどのライブラリを利用する場合は、それを明示するとともに利用者にその入手先が分かるようにしてください。知財権などの問題がありますので、学生さんは指導教員を共著者に加えて、事前に参加許可を得てからお申し込みください。

主催・協賛

実行委員会

プログラム

番号 タイトル 所属・氏名
2E1-01 Lua 版 RT ミドルウェアの開発
ドキュメント,ソースコード
首都大学東京 ○宮本 信彦
2E1-02 人の進行経路の分岐を予測する RTC
ドキュメント, ソースコード
芝浦工業大学 ○岡野 憲、松日楽 信人、東京女子大学 太田 麻美、加藤 由花
2E1-03 高齢者の習慣的な運動を支援する声掛け RTC
ドキュメント, ソースコード)
芝浦工業大学 ○大塚 菜々、浅田 郁弥、岡野 憲、内藤 佑太、原田 信太朗、松日楽 信人
2E1-04 VR デバイスを用いた RT コンポーネント群
ドキュメント,ソースコード)
名城大学 ○横山 彰吾、大原 賢一
2E1-05 複数ロボットのための協調制御 RTC
(ドキュメント,ソースコード)
芝浦工業大学 ○内藤 佑太、松日楽 信人
2E1-06 サービスロボットのための人物検出 RTC の研究
(ドキュメント, ソースコード)
東京理科大学 ○佐古 奈津希、竹村 裕、溝口 博
2E1-07 顔方向推定 RTC の研究
(ドキュメント, ソースコード)
東京理科大学 ○齊藤 七海、佐古 奈津希、竹村 裕、溝口 博
2E1-08 実世界中での身振りや記号の提示を介したロボット操作に向けた RTC に関する研究
(ドキュメント,ソースコード)
東京理科大学 ○新階 幸也、佐古 奈津希、竹村 裕、溝口 博
2E1-09 SEED-Noid における双腕作業のための RTC 群
(ドキュメント, ソースコード)
名城大学 ○四位 茉祐果、真崎 聡士、大原 賢一
2E1-10 深層学習を用いたロボットシステム開発の基礎学習キット
(ドキュメント, ソースコード)
早稲田大学 ○金村 杏美、菅 佑樹、早大・産総研 尾形 哲也

作品へコメントする

応募作品が集まりましたら、Webサイト上で掲示いたします。

応募作品を実際に動かしてみるなどして試していただき、どのような環境で動作したか/しなかったか、バグやその修正のためのパッチ情報、作品に対するコメントや感想を作品のプロジェクトページに書き込み、作者にフィードバックすることが出来ます。 これらのフィードバックを元に応募者が改良を加え、SI2018でのプレゼンテーションまでに、より良い作品になるようご協力ください。

表彰

ロボット技術の蓄積と共有を促進することを狙って、優れた開発成果を表彰いたします。

総合評価として一番優秀な成果に対して、最優秀賞として「計測自動制御学会RTミドルウエア賞」を、 また、それぞれのスポンサーの視点から魅力的な開発成果に対して奨励賞を表彰いたします。多くの支持を集めた魅力的な作品ほど数多く奨励賞を獲得する、一種の投票システムになっています。

奨励賞を提供する

趣旨に賛同いただく企業(一口 2万円)、個人(一口 1万円)の協賛金で、どのような作品を期待しているかを指定した奨励賞を提供することができます。また、副賞として自社製品を提供する特別協賛や賞品協賛にもご協力ください。製品の宣伝とともに、その製品を使用したRTコンポーネントを募集するといった双方にメリットのある奨励賞に出来ればと考えています。奨励賞に関するお問い合わせは当ページ一番下に記載しました、日本ロボット工業会事務局でお願い申し上げます。

お申し込みは、奨励賞申し込み書の送付または以下のオンラインフォーム、いずれからでも結構です。

主なスケジュール

応募手順

募集は締め切りました。

SI2018への発表申込(8月10日)

申込セッションとして「特別OS:RTミドルウエアコンテスト2018」、講演の種類として「一般講演」をそれぞれ選択し、講演題目のところに開発したRTコンポーネントや関連技術の名称を、著者のところに開発者の情報をそれぞれ記入お願いいたします。学生さんがエントリする場合は事前に指導教員の了承を得るとともに、指導教員を共著者として登録いただくようお願いいたします。 ※申し込み締切日が決まってますので、エントリー登録を決意した方はSI2018の講演申し込みを先に進めてください。

エントリー登録

RTMコンテスト2018エントリー(googleフォーム)

作品の登録

発表する作品は、

論文の参考文献のように、お互いに成果を尊重し合う文化を醸成し、論文のインパクトファクターのソースコード版が将来的に実現できればと考えています。

お問い合わせ

rtm-contest@aist.go.jp